雪島美春

「先輩を守るためにも、やっぱりごめんっす」

 「お兄ちゃん、流石の私もね、引いてしまうよ」


 周りで見ていた他の人は、こそこそ話していた。


 「あれが噂の、山西君かまじ引くし、気持ち悪いな」


 同じ学園の、女子生徒は聞こえるくらいの声でそう呟き、立ち去る。


 「話変えて今日、部活参加したいと、聞いたっすけど先輩には、今回のはおすすめしないっすよ」


 俺に対して、参加を拒否はしてないけれど、おすすめはしていない部長である彼女


 「もし本当に参加したいなら、今日部室へ行き、この件が終わるまでは、参加し他言無用でお願いっす」

 「軽くでいいから、今回の内容教えて欲しい」


 彼女は動きを止め、スマホを触り始める。スマホの通知音がなり確認すると、こう書かれていた。 

「雪島美春の秘密ついて」

 

 その内容に俺は、気になる気持ちや申し訳なさはあったが、彼女の人間性を知るいい機会感じ、参加することにした。


 「俺も参加させて欲しい」

  「わかったっす先輩、宜しくお願いします。先輩は一度、4時なったら部室へ来て下さい。私達の調べた情報を伝えます」


 そうやって学園の授業を受け、今日の授業が終わった。


 「今日も終わったしいきますかな」


 俺は部室へ、歩いていく。


 「ここが散歩部だな。失礼するぞ」


 ノックをし開けると、パソコンを触わってる少女に話しかけずに、俺は彼女をじっと見る


 「先輩こんにちは、すみませんがパソコンの中に、調べた資料あります。ので自分で見てくれませんか?」

 

 立て込んでる彼女の言う通り、パソコンの電源を入れ、電源はすぐに起動するも、想像いじょうのファイルの量に戸惑いが隠せないでいた。


 「パソコンは開いたが、どこのファイルかわからない」


 彼女は自分の仕事を終えたのか、エンターボタンを押し、上書き保存というボタン押し送信まで終わらせる。そしてこちらに移動する。


 「このファイルに、入ってます。」

  

 指を指す場所を押すと、そこには雪島美春の、個人情報やスリーサイズまで書かれていた。


 「初めて知った、兄弟がいたんだ」


 話ながら見ていると、何枚かの写真が添付されていた。


 「この男は、そしてこの叔父さんは一体」

  「私達はこの男と、ホテルに行った叔父さんの正体を暴くんっす」


 

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