『絵を描くしか取り柄のない貧乏少年が金持ちの家の美少女に好かれて、逆にねたまれ人生つみました』

　～死んでから大逆転、遅すぎじゃね～

　これはアニメ『世界名作劇場』で有名になった児童文学作品です。

　主人公のネロは祖父の死後、ミルク運びの仕事を奪われ、放火犯の疑いをかけられ、さんざんです。

　その疑いが晴れて、絵の才能も認められた時には時すでに遅し。

　ネロ少年はアントワーヌ大聖堂で凍死しているところを発見されました。　

　あ、結末までネタバレ書いちゃった。

　アニメで有名すぎるから、まあ、いいかな……。

　アメリカではそれじゃかわいそうって無理やりハッピーエンドの結末で映画作ってましたね。

　ベルギーのアントワープ地方で実際に起きた事件をもとに作られた作品ですが、作者がイギリスの人なのでベルギーではそれほど有名ではなく、日本の観光客のために像が建てられるもあまり関心は持たれてないとの話です。

☆―☆―☆―☆－☆－☆

　後半は明日公開。

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