第26話
多重人格障害になったキッカケである「いじめ」。
いじめていた先輩達のストレス発散という何ともくだらない理由でなった多重人格障害…。
今振り返ってみても私にとってはあの行為の数々は「いじめ」という生やさしいものではなく明らかに暴行、傷害です。
だって殴られたり蹴られたり叩かれたりしながら、彼女達から「死ね」だとか「辞めろ」とか「ムカつく」だとか様々な暴言を言われ続けたんですよ?
それも一年間ずっと…。
そりゃ病むわなぁ…。
多分彼女達は私の事などさっぱり忘れていると思います。
いじめていた事さえ忘れているでしょうね。いじめていた自覚さえ無いんだと思います。
でも私の心には消えない傷ができました。多重人格障害という障害を抱えました。
そんな事は彼女達は知りません。
いじめていた側なんてそんなもんです。
なんて理不尽!!
私は彼女達を一生許しませんよ!だってあの頃の事を今だに夢で見てうなされているんですから。
事あるごとにフラッシュバックするんですから。
あれだけの事をしといて彼女達から一言も謝罪されていません。ただ泣いただけです。
それも私が悪いという雰囲気を出しながら、「泣かされた」という被害者ぶりながら!
私は泣く彼女達を冷めた目で見てました。
そりゃそうでしょ?だって何であなた達が被害者ぶるんですか⁉︎何故悪いと思ってないんですか?と不思議だったんですから。
いじめていた側なんてそんなものです。
人に一生消えない傷を負わせながらも、自分達は悪くないと綺麗さっぱり忘れます。
傷付けられた側は一生忘れられないし苦しむのに…。
精神的な障害を抱える理由は様々ありますが、私の場合他人から傷付けられた事が原因です。
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