第22話
世の中には多重人格障害を扱っている作品が多いですよね。でもほとんどが誤解を与えてしまうような扱いです。正しく表現している作品に私は出会った事がありませんし多重人格障害について誤解している人達にしか会った事がありません。
だからなのでしょう。私が多重人格障害と告白した途端差別や偏見、心無い言葉を浴びせる人達、逆に憧れたり羨ましがる人達に出逢うのは…。
不本意です。色眼鏡もいい所です。
時として多重人格障害の方々は犯罪者扱いする人達だっているのです。ヒーロー扱いする人達だっているのです。
迷惑です。非常に迷惑です。
私はちゃんと日常生活を送ってます。犯罪も犯してません。警察のお世話になった事はありません。
毎日働いてご飯食べてお風呂入ってテレビや本など趣味の時間を持って愛犬を可愛がって寝る。そんな日常生活です。
でも世の中に蔓延った差別や偏見、心無い言葉に晒されているので多重人格障害である事を滅多に口にしません。これ以上誤解を生みたくないからです。
それでも世の中には誤解された多重人格障害のイメージが根付いています。これだけ同じ多重人格障害の方々が「私達はこうだよ!」と発信しているのに
誤解はなくなりません。
何故に!?そんなに間違ったイメージの方が世の中に根付いているの!?
…と思っていると私達が発信している以上に間違った多重人格障害について扱っている作品の方が多くあるんですよね。
私が発信している事など些細な事です。敵うわけないなと思うのですが、発信し続けますよ。
いつか少しでも正しく表現してもらえるようになる事を願いながら…。
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