第7話

多重人格障害には多数の人格達が存在します。主人格ともう1人だけというのはほとんど稀なケースでしょうね。大多数の方が複数人の他の人格達が存在するでしょう。私の場合数え切れない程存在しています。多分主治医も完全には把握していないと思いますよ。

私は他の人格達にそれぞれ役割を持たせています。例えば仕事に対応する人格達。家族に対応する人格達。周りの人達に対応する人格達。…という風にその時、その場、その人達に対応する人格達がいるんです。ややこしいかと思いますがたくさんの人格達を作り出してきて学んだ結果がこういう結論なのですよ。そうしないと日常生活が送れません。身体的、精神的にも持ちませんしね。誰彼構わず攻撃したりするより良いと思います。私は攻撃するなら私自身を攻撃する事、他の人達を絶対に攻撃してはならないと徹底させています。だってそうしなければ後から傷付くのは私本人です。我が身が可愛い!!

他の人格達とは他にもいくつか約束や決まり事をしています。徹底させるのはかなり疲れますがそうしないと後々が面倒くさいので…。

だったら最初から決まってたらいいじゃん!!とちゃんと決まり事や約束をしといた方が良いという最低限のルールを決めたんです。

かなり疲れます。やっぱり守れない人格達もいます。でもそういったルールを作らないと生活できません。人格達って他人の言う事きくの?と思われるかと思いますが徹底させるのに約10年以上かかりましたがやってやれない事はありません。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る