第6話

解離性同一性障害の多重人格障害になる原因の多くは幼少期の肉体的、精神的、性的虐待だと言われています。私も虐待とまではいきませんが父親の精神的抑圧と病院勤めの頃の先輩達からのイジメが原因です。というか幼少期の記憶がほとんど無くイジメはただのキッカケに過ぎませんがそれはそれは酷いものでした。その事を波瀾万丈な人生だと言えば波瀾万丈なのでしょう。

でもまだまだここには書けないくらいの精神的、肉体的苦痛を経験してます。でもそれらを経験した頃にはすでに他の人格達がたくさんいました。

増えるキッカケにはなりましたけど…。

確かに波瀾万丈と言えるのですが波瀾万丈な経験をすれば皆んなが同じように多重人格障害になるかと言われれば答えはNOです。

波瀾万丈の経験とはそれこそ人それぞれですからね。思い返してみて「あー、私結構大変だったなぁ」と思っても話してみると大した経験じゃなかったりしますし…。

波瀾万丈かどうかは人それぞれですよね。

なので他人に多重人格障害である事を言うと何故か

ものすごく「何があったの?どうしてそうなったの?」と根掘り葉掘り聞かれて面白がられます。

一体何を期待しているのやら…。

そもそもそういう人達の期待する波瀾万丈な経験とは何なのでしょうね?

挙句には気味悪がって離れていくんですから、一体何を期待して想像したのかさっぱり分かりません。

本や映画、ドラマでは多重人格障害になった原因とか描かれてません。なのて皆んな期待するんでしょうかね?

みんな想像力豊かだなぁ…。でも思ってたのと違うって勝手に失望されるこっちはたまったもんじゃないよ⁉︎一体何を想像したのさ?

世の中にはたくさん多重人格障害を扱った作品がありますが、盛り上げ要素にするならもっと丁寧に描いて欲しいもんです。


そもそも盛り上がり要素にされるのも本当はいかがなものかと思っていますがね。


なのでそういった作品を読んだり観たりするとモヤっとします。





























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