第3話
よくドラマや映画などの映像で多重人格障害を扱っている時他の人格をもう1人の自分として頭の中で声が聞こえたり映像として姿が見えたりしている事が多々ありますよね?
私からするとかなりツッコミどころ満載です。
「んな訳あるかっ!!」
確かに他の人格達は存在しますが声が聞こえたり姿が見えたりしません。何故なら他の人格達は私とは違うモノだからです。
姿形の無いモノで頭の中で話しかけてきたりもしません。そもそも性別も年齢も違いますしね。
表に出ている時は話し方も雰囲気も全く違います。
私のようで私では無い違うモノです。
頭の中で声が聞こえたらそれは妄想では?姿が見えたら幻覚では?と思うのですが…。
私の場合他の人格達が数えきれないくらいいるので姿形が見えたり声が聞こえたら日常生活が送れません。私はよく「頭の中がやかましい」と表現しますがそれは声が聞こえるからではありません。
違和感が半端ない、気配がひっきりなしにするという事です。
他の人格達は器は私ですがちゃんと独立したモノなので他の人格が表に出ている時の記憶が無いのですよ。他の人格達がどのような行動をしているのか、どんな考えをしているのかサッパリ知りません。
だから手紙などでコミュニケーションを取らなければならないのです。そうしないと私の日常生活は日々ちぐはぐです。アレしていたと思ったらこんな事言ってた…なんて挙動不審極まりないでしょう。
ただでさえ性別も年齢も口調も全く違うのに…。
それにいつ入れ替わるか私には分かりません。急に入れ替わります。
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