(二)-5
隊員たちはそのため道路の西側に散らばった。西側は谷になり道路から見たら下り斜面になっている。身を隠すにはちょうどいい場所であった。素早く全員その斜面に身を隠し、手にしたM4カービン自動小銃などを道路の向こう側の上り斜面の方に向けて待機した。
山の斜面の方は静かだった。特に何もないようだった。時間的にはもうきてもよい頃だろうし、まさか既にこの地点を過ぎてしまったのだろうか。しかし……、と考えたところでインカムから声がした。
(続く)
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