友、夢の向こうに。

山ワサビドレッシング

第一章:始まり。

(夢) ???「お前はどうしていつもいつもそうやっていろんな人に迷惑をかけるんだ…いい加減にしろ!!」


04/08日 入学式。


???「………なさい…………きなさい………起きなさーい!」


「んん……?」 母の声に目が覚める、「今何時だ?」 時計の方に目をやると、時刻は8時45分を指していた。


母「入学式当日に寝坊して、全く、夜更かしなんかしてんじゃないわよ。!」

俺「ゴメン。」

母「もうご飯出来てるから食べちゃいな。」

俺「ありがと…ふぁ〜あ。」


ご飯を終え、支度を済ますと、母の一言。


「アンタ何してるの?早く準備しなさい、間に合わないわよ?」俺「もうとっくに終わってるけど?母「制服着てないじゃないの?」俺「は?制服?え?私服で行っちゃダメだったの?」母「当たり前でしょ!!」俺「あぁ?聞いてないんだけど。」母「普通に考えてそうでしょうよ。(怒)」俺「 はぁ?…もう!!着んのかよ、チッ…、部屋のどこに置いたか覚えてねーよ。」母「あぁ…もう!!もう時間ないわよ〜!急いで!!」母「(ハァ…もう、なんでいつもこうなるのかしら…)」


なんとか人悶着を終え、いよいよ学校に着く、学校の札に目をやる。【風都第二特別支援学校】


小学生から高校生まで通える学校。俺は今日からこの学校に通う。


俺「これが俺の学校か、大きいな。」リフォームはされているものの、元々病院だった建物を使っているのでかなり大きい。


高校生活の始まりだと思うと、すこしわくわくする。


俺「明日から本格的に始まるのか、なんだかこんなにウキウキするのは久々だな、本当に楽しみ!」

母「そう。それは良かったわね!、私も久々に嬉しそうなアンタを見たわ♪。」


教室に行き、先生方の名前を聞きいた。


担任「今日から担任を務めさせて頂きます、【扇蛾 健治】(おうぎが けんじ)と言います。皆さんこれから1年間よろしくお願いします。」

副担任「同じく担任の【緑川 聖奈】(みどりかわ せいな)です。よろしくお願いします。」


自己紹介の後、先生方の話を聞き、その日は学校が終わった。



入学式を終え、家に帰り、早速明日の準備をする。


俺「オカーン。明日は何がいるっけ?」

母「えぇ…?私に聞かないでよ、メンドイ。それに、もう高校生なんだから、それぐらい自分でやんなさいよ。心配性ね。(笑) 」


晩飯、風呂をを終え、布団に入り、眠りにつく。


第一章(終)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る