第10話部活動紹介、部活決め

あの後俺が中心となって色々とやらされた。その後の4日間は各授業のレクリエーションだったり、クラスの中を深めるためちょっとしたオリエンテーションなんかをした。

休み明けの今日、部活動紹介があるらしい。でも俺には興味がない。何故なら配信部を設立するからだ。あっもうメンバーは揃ってるから心配ない。

まず、俺、そして冷凪、秋、蘭、拓斗、咲夜、それと新しく紹介する吉沢春樹、古瀬千佳、桐谷ふゆだ。春樹と千佳は声優志望、ふゆはバーチャルアイドル志望だ。

体育館でするそうだ。学級長だから点呼なんかもしなければならない。まぁするか。みんなが集まったのを確認なら先生へと報告する。前のクラスの動きに合わせてついて行く。

体育館だ。退屈である。たまに気になる部活はあるが、しっかりと見ていても尻が痛くて集中出来ん。

「…以上で部活動紹介を終わります。」

終わったようだ。順番に教室へ戻る。

〜教室内〜

「カナちゃん先生!自分で部活を作るので顧問になってくれませんか。」今、俺は八雲先生に配信部設立についてをまとめた紙を渡しそう言った。

「むむぅ、たしかに今私は顧問を請け負っていないから可能ではある。ただ配信部か。部活動である以上、ただ配信するだけでは駄目だろう。」

「はい、その点に関しては学校名を出して活動することと広報委員会で撮られた学校紹介の映像を投稿し多くの人に見てもらえるようにしようと考えました。」

「まぁ、大丈夫だろう、理事長にこのことを話して正式に部活として認められたらだがな。ほら、さっさと帰んな。」


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