第9話班員紹介、学級委員決め

「では次に、早速班員を決めたい所だが、半年同じ班になる訳で適当に決めるのもどうかと思った。だから班長を勝手ながら6人選ばせてもらった。その6人に決めてもらおうじゃないか。そこでこのくじ引きだ。まあ信頼のおけるものも必要だと思って副班長は班長の指名制だ。どうだ?」

シーン…エエエエエエ ザワザワザワザワ

まあ一応その6人とやらを確認しようか。えーと、1

班氷室冷凪、2班柳原沙知、3班神楽坂蘭、4班灰原直人、5班鷹西相馬、6班上杉羅威疾!?はー、動画撮影の時間が取れなくなるじゃねえか。まあ諦めて副班長えらぶか。咲夜だな。

あいつはパソコンを使うことは同年代では1番だろう。レポート作成や資料探しを素早く出来るからな。あとはくじか。まあ引きにいくか。

〜引き終わった後〜

班員は鏡音響子、真田将生、野中花、日比谷いのりに決まった。何故だ、何故1人も知り合いがいない。クラスの3分の2は知り合いだぞ。(中学校が一緒という意味)

「決まったな。次は学級委員決めだ。委員会も決めるぞ。」ここは広報委員会に入るに決定だな。何故なら学校の紹介映像を撮れるからだ。これしかない。

いつもいつも推薦されて学級長や生徒会長になるんだ。今度こそはならんぞ。ならんと言ったらならん。

〜役職決定後〜

な、何故だ。何故俺が学級長になっている?柳原さんは何故副学級長に立候補したのだ。まっ、まさかお前ら何か噂でも流したか。ニヤニヤとこっちを見るな!くっそ。いつの間にか推薦されていてそれが全員に賛成され、断ろうとした時にはすでに遅かった。くぅー、中学の時、生徒会長をまともにやってしまったから全生徒の憧れみたいになっていたんだぞ。やっと終わったと思ったのにまたなのか。これから仕事を押し付けられる地獄が始まるのか。


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