第2章 高校入学編

第6話高校入学します。

時の過ぎ去るのが早いこともう15歳です。

小学校では皆よりも先取りをしていたためとくに勉強では苦労もせずスポーツや歌、ダンスなどを楽しんでました。社長の父に人心掌握術を習いクラスのカースト上位をまとめ、趣味や容姿、家庭環境などで揶揄われるものは趣味の近いものを紹介したり自分と同じ枠に加えることでいわゆるイジメがない学校生活になったと思います。

中学校では私立中学のため受験がありました。

中学から部活が行われ剣道部と弓道部を兼部していました。転生の影響かわからないが並列思考が出来たり記憶する容量が2倍になったりあらゆる言語を理解出来た(演技の方が疲れた)ため、様々な本(古文、昔話、小説、漫画、ラノベ、図鑑等)を読んだり、言語を話す事と書く事は叶わなかったのでその練習をしたり料理を作ったり高校生からひとり暮らしを始める(流石に高校の近くなので余り実家から離れないのだが社会に出るために必要だという両親の考えなのだろう)ので家事を学んだり。

この頃になると3歳下の妹も大人に近付いてきたのか母からおしゃれを学び出しており、もう50回は告白されているというくらい綺麗になったものだ。兄の方がかっこいいと断っているみたいだが、この兄を断る口実に出来るなら存分にしてほしい。妹が離れていくとなることを想像すると死んでしまいそうだ。(この兄妹はシスコン、ブラコンの兄妹です。)

学校には聡明なものも多く切磋琢磨するライバルが多くいた。趣味の近いもの、芸能人の子供、会社の跡取り、社長令嬢など多種多様な友を得た。生徒会長も勤め上げ卒業を迎えた。

桜の花が咲き乱れる今日、入学式が行われる。

中高一貫だが、外の中学校から推薦で入る人もいれば、ほかの高校へ進学する人もいる。3分の2は知っている中。入念に準備して入学試験を受けたが流石に偏差値76の高校では1番は無理だったため生徒代表になることは叶わなかった。まあその代表には友人の1人である氷室冷凪、氷室ホールディングスの社長令嬢がなった。父同士が仲が良いらしく幼なじみでもある。小学校までは大人しかったが中学校からは色気立つ物だ。何かとおしゃれに気を使ったり贈り物をくれたりしていた。遊びに誘ったり食事に誘ったりするものの誘うたびにその日は用事があるとはぐらかされる。生徒会では副会長を務めてくれたから仲良くなったと思ったのだが、何か不都合な事でもあるのだろうか。(この主人公、自分の中身は30歳で大人だと思っているが前世で成人だとされる15で死んだため、恋も知らず、大人にもなっておらず、純粋すぎるだけなのだ。決して朴念仁でも鈍感主人公でもない。見た目は高校生、頭脳は優秀な高校生、精神年齢二十歳で傍からみれば優秀な子供止まりなのだ。それでも小さい頃から神童とはいられ続けているが。やっと前世の歳に追いついただけである。)

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