カール適当にやる?

たぬき鍋になる

第1話

質素な机、ベッドにクローゼットしかない、6畳ほどの飾り気のない小さな部屋

「・・・・・います」


窓のカーテンを開けるメイドさん


「おはようございます、坊ちゃま」


外から入る光がまぶしくて布団にもぐり


「うーん、もう少し・・・」


カール・ヴィクテス 5歳 茶色の髪で、平凡な顔


首を振りため息を吐く


「ダメです、起きてください、カール坊ちゃま」


廊下のほうから小さく走る音

タッタッタ

扉がいきおいよく開く

バンッ


「カー君おきろー」


シャントット・ヴィクテス 8歳 水色の髪で、少しそばかすがあるちょっとかわいい顔、朝よく起こしにくる、僕の朝の敵


部屋の入口に現れた小さな女の子、そうこの方こそ、かの有名なシャントット姉さまなのです。え、皆さん知らないのですか、とても有名なのですよ、僕の中では・・


「起きないなら行きなさい、クロウ、ボディプレス」


シャントット姉さまの横にいっしょに現れた、小さな影

いきおいよく走りだし、飛び上がりクルリと回り、きれいに決めてくる暗殺?犬クロウ


「ワォーン」

「グペッ」


暗殺?犬クロウの攻撃は見事に決まり苦しみ死にかける僕・・


「カー君、今日は大事な日でしょ、早く起きろー」


布団の中から、もぞもぞと苦しみながら顔を出し、首をかしげながら聞く


「大事な日?」

「そう、大事な日」

「今日、なにか大事なことあったっけ?」


メイドさんのほうを確認をするように見る

首を振り、布団を引きはがそうとしながら答える


「本日は、何も予定はございません」


引きはがされまいと抵抗しながら姉さまを見る


「え、今日じゃなかったっけ技能鑑定をするの?」

「え、それって明日じゃないっけ?」


ぼうぜんと立ち尽くし、膝をつきながら落ち込む


「え・・・、あ、明日だっけ・・・」

「明日でございます」

「今日だと思って眠れなかったのに・・」


ぶつぶつとつぶやいているけど、なぜ僕ではなくシャントット姉さまが眠れなくなるのかがわからない

メイドさんの布団を引きはがす力が強くなる


「そろそろ、起きてください、カール坊ちゃま」


持ち上げられる布団にはりついたまま


「あとすこし」


仕方ないという感じで死刑執行をくだすメイドさん


「クロウ様、やってください」


なれたように仕方なく返事する暗殺?犬


「ワフン」


ビクリ、と顔を引きつらせながらクロウを見る


「やめろー、クロウそれだけはやめろー、話せばわかるから、なっ、なっ、やめてくれー」


わかったように元気よく返事をする


「ワンッ」


お尻にかぶりつく暗殺?犬クロウ

布団を放してさけぶ


「ぎゃゃーーー」


横で布団を何事もなかったかのように整え始めるメイドさん

さけび声に全身でビクリとして見渡す、シャントット姉さま


「な、なにっ・・」


いま、思い出したように立ち上がり


「あ、カー君、そういえば、朝ごはんの時間だよ」


涙を流しながらお尻を押さえ


「わ、わかったよ、起きるよ」


執行完了と顔をなめまくるクロウ

ペロペロベロン


「じゃあ、先に待ってるね、クロウ行くよ」

「ワン」


部屋を出ていく姉さまとクロウ

ベッドから降りて着替える


「では、お着替えお手伝いします」

「はーい」


着替えをおわり、食堂へ向かう


「では、行きましょう」


食堂に入ると


「おはようカール、今日も元気だな」

「ふふっ、おはようカール」

「おはようございます、父上、母上」


現当主 ウォルト・ヴィクテス 27歳 オレンジの髪であまり覇気のない顔、痩せた体系で身長もあまり高くない


現当主の妻 エリンシャ・ヴィクテス 27歳 茶色の髪でかわいらしい顔、それにスタイル抜群で父上より高い身長 


「はっはっは、元気があってよいよい」

「おはようございます、おじいさま、おばあさま」


早くに当主の座を渡した元当主 ガゼル・ヴィクテス 48歳 オレンジの髪でちょっといかつい顔、それにでかくてごついとしか言いようがない


元当主の妻 マルシェ・ヴィクテス 48歳 水色の髪で美人、身長も高くない、おじいさま大好き


「にいさま、早くすわってください」

「わかったよ」

パンにスープそれにサラダ、肉や魚なんて豪華なものはなく一般の家庭よりちょっといいくらいの料理の品


椅子に座ったところで

「では、いただこうか」


食事が終わり


「明日は、カールの技能鑑定のために鑑定出張所に行きます」

「おお、ついに明日か、たのしみだのう」

「そうですね」


がっくりと肩を落としながら

「はあ、期待しないでください、欲しい技能が貰えなかったら落ち込みそうです」

「落ち込まずとも、習得には少し時間はかかるが、新しい技能は覚えられるからの」

「何が貰えても落ち込むな」


そうなのです、この世界は最初に鑑定した技能以外も、練習すれば時間はかかるけど何でも覚えることができるのです

あ、そういえば、うちは貧乏貴族で子爵家のヴィクテス家、小さな領地をもっていて、フラフラン王国の一番西の端にあり何もないところです


色々できる万能メイドのメルチェール 黄緑の髪で美人さん


「では、本日の勉強を頑張りましょう」





_________________

とりあえず書いてみた

面白くない、文章の肉好きが悪い、その他もろもろあると思います

皆さんの脳内で面白く肉付けしていってください

あと、いじめないでください

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る