一番目の恋

一番初めの恋

おぼえてる?

おぼえてない?

どっちでも良いけどね


なんとなく

色を塗って

その色が下地になって

素敵になっていく


一番目の恋

二番目の恋

君は何番目


そんな数はやっぱりどうでも良くて

悲しくて泣いた夜も

嬉しくて飛び起きた朝も


その混色

調和した

色彩

どれも全部、君だから


一番目の恋?

二番目の恋?


実はそんなこと

どうでも良くてさ


全部、私が上書きしてあげる


バックアップ?

しても良いけれど

きっとムダだと思うよ?




だって、全部

私の色に染めるから




本当の意味で

私を好きになる

これが、一番目の恋




全部、私の色に染めるから

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