草原の真ん中

苦贅幸成

 風を感じる。

 鳥肌が立つ。

 心が傷ついている時に聞いた、素晴らしい音楽みたいに、あなたの言葉が、私の全てを包み込んだ。



 ひとしきり脳内で反芻した後。

 あなたの言葉を、額に入れて飾りたい。



 いや、掛け軸に書いて垂らしたい。


 草原の真ん中で。






  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

草原の真ん中 苦贅幸成 @kuzeikousei4

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ