友人は叫んだ。

@Mirfak

付き合ってはいけない職業について

これは私の二人の友人がとある物事について語っていた様子を文字起こしっぽく書いたものです。その会話の内容がなかなか面白かったので是非読んでください。名前は仮名を使わせていただきます(因みにこの二人が終始敬語なのはそういうノリです)


咲夜「そういえば付き合ってはいけない3Bのうちに、バンドマンがあるようなのですが。」


早苗「そうですね。なかなか酷いですね。バンドマンにも良い人はいるのに。」


咲夜「我々もバンドをやっていますが、何でしょう、ベーシストは変態という世間一般の愚かなイメージがありますがベーシストの早苗さん、どう思われますか?」


早苗「そうですね……私自身も結構自分が変態であることは自覚しているので、それは否定しきれないのですが、クズとか言ってる人は死んだほうがいいです。」


咲夜「wwwwwwwww」


咲夜「そうですよね!というか、ベーシストに限らず、バンドマンはクズとか言ってる人は死んだほうがいいですよねwww」


早苗「そうですよ!多分こんなこと言ってる連中はただの世間知らずか、どうせ自分が出来ないからと嫉妬の意をこめてクズとか言ってるんでしょうねwww」


咲夜「そうそう、私はドラマーですけど、同じバンドマンとしては許せないですよ!」


早苗「ギタリストも、ベーシストも、ドラマーも、キーボード奏者も。みんないいところがあるのによく内面を知ろうともせずにクズだなんて言えますよね。咲夜さんはドラマーに対するイメージとか知ってます?」


咲夜「いや、知らないですね。でも、ベーシストがそんな印象をもたれているなら、さぞドラマーに対してもそんなにいい印象をもっていない愚か者の世間知らずがいるでしょうね。」


早苗「そうですね。でも正直思うんですよ。本当はバンドやバンドマンに対してはいい印象をもっている人は多くても、悪い印象をもっていて、イメージを悪くしたいという魂胆を持っている人が悪目立ちしているだけではないかと。」


咲夜「そうですよね。人間って良いことは広めたがらないくせに悪いことはどんどん広げていきますからね。」


早苗「うん。人間なんて所詮他人の不幸の蜜を吸うことを生きがいとしているどうしようもない生物なのでね。」


咲夜「そうです。バンドマンって、良いんですよ。我々はドラマーとベーシストですけど、そういう人たちに対して変態やらクズやら考えてるのは一部の世間知らずだけだと思います。」


早苗「そうですね。自分が好まないものに対して頭ごなしに攻撃するのではなく、何も考えないことがいいんじゃないでしょうか。」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

友人は叫んだ。 @Mirfak

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ