編集者視点のいい小説と悪い小説

ＮＧパターン１ パクリ

はじめに当たり前ですがパクリはダメ！絶対です。

カクヨムを愛読されてる方ならわかると思うのですが、読者の好きな著作物を読み取り、お勧めに出てきます。

読み手は同じような作品が出てくるので結構すぐにパクリに気づきやすいです。

オマージュ作品といえばそれまでですが、著作物としてはNGです。

作者が読んだことがある作品に似てくるのはあるあるではあるのですが、そこで独創性を持たなければ正直言って商用は厳しいです。

編集者側でそれが気づかずに出版してしまう場合も無いとは言えませんが、後々問題になると目も当てられないので、かなり調査をおこないます。

最近はあるあるが多すぎて私個人ではありますが、パクリと言われかねない１～５話ぐらいで読むのをやめるパターンのプロットを箇条書きします。

最近流行の転生、ローファンタジー物でいいますと、

パターン１：　転生後に王様、女王が出てきて主人公が役立たずからの追放

　　　　　　　どうせ後々ざまぁするんでしょ？

パターン２：　役立たずはギルド、パーティから追放

　　　　　　　主人公が実は有能で、追放した側が落ちぶれるんでしょ？

パターン３：　現代知識の度が過ぎるパターン

　　　　　　　現代知識の無双はあるあるですが、専門家でも知らないような

　　　　　　　造詣が深いパターン。一般人はそこまで知らないｗ

　　　　　　　リバーシもマヨネーズもお腹いっぱいです。

パターン４：　序盤でダンジョン最下層スタート

　　　　　　　結局地上に戻って無双するんでしょ？

パターン５：　配信でバズって掲示板で噂になる

　　　　　　　女の子の中堅配信者がきっかけで人気者になるパターン

業界で主に避けられてる(パクリプロットと呼ばれてる）のは転生、ローファンではざっくりこれらでしょうか？

出版社によってほかにも基準があるみたいですが。