第31話 叫び!
「貴方のお父さんが戦争前に恋仲になった女のアサリに扮して傍に着いたけど何で嫌うの?
悲しげな叫びはリンバの叫びに覆い被さりアサリの叫びに変わった!
「そうか! アサリ、オマエは親父の愛人だったのか! そんな親父のお古なんか要らんワイ!」
甲は貯水池の津波に身を揉まれながら叫んだ!強か水を飲んでいた!
しかし、突然止んだ津波にフワッと、宙に浮いたかと思うと、甲の身体は元の熊笹に尻餅をついた状態で覚醒し、足首を掴んでいたのはアサリの両手だったのだ!
「恨めしい・・・甲・・・。」なおも甲の脳裏に届く!
アサリの声しか聴こえなかった。
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