第67話 化け狐
最深層のボスの間に辿り着くと、体が岩でできた巨大な狐が現れた。
薄暗いこの空間の中で怪しく、赤い目を光らせている。
魔力の大きさからおそらくこいつがボスだろう。
見た目からして硬そうな上、上で出てきた狐たちから察するに魔法を主に使うタイプなので今までだったら厄介極まりなかったが、今は硬さにも魔法にも十分対応できるので、問題はない。
前方の空気が揺れ、風魔法を繰り出すことがわかり、起きる前に決着をつけようと思うと、後方に違和感を感じて左側に飛び退くと爆発だが起きた。
一体の魔物が別々の魔法を同時に繰り出すことはまずできない。
この場にはボスモンスターが二体いるようだ。
爆発が起きた後方を見ると、花魁のように肩が出るように着物を着崩した協会長と顔が瓜二つな狐耳の獣人が立っていた。
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