第65話 水魔法の大群


 大群は出てくるなり、こちらに殺到して来て、魔法や突進や殴打を繰り出してきた。

 水魔法の大津波が来たので、魔力が集まっている付近を突いて、崩壊させると、そのま魔法を放ったま巨大種より少し小さめの大鬼を同じように魔力が偏っている場所に突きを入れさせて命を断つ。

 そのまま大鬼は倒れるかと思うと水になって頽れる。


 奇妙に感じ、周りの影から生じた周りのモンスターを突くと水になって解けた。

 ここにいる大群全て水魔法で作った人形か。


「キェェェェ!」


 剣道などで聞く雄叫びが頭上から聞こえると思うと、手元が杖の持ち手になっている刀を振り下ろしながらぬらりひょんモドキが迫りきていた。

 見る感じ身体能力はそこまで高くない。

 大群で陽動して隙をつくスタイルなのだろう。

 魔法に重きを置いている戦闘スタイルの人には有効だが、俺のように攻撃が近接のみの人間には意味はない。


「見事」


 迫り来るぬらりひょんモドキの魔力が偏った部分を突くと絶命した。


 ーーー


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