第14話

獲物を取ることに集中しないと、


でも、どうしても春のことを考えて集中出来ない。


春は俺のことを騙して居たことは事実だった。けど本当に俺と付き合ってたことが嘘だったんだろうか、


いや誰かと浮気して居た可能性はある


それに、嘘でみんなでネタにしていたことは事実だろう。


あー、辛くなる。



夏【私はアンタと一緒に生活するくらいなら、アイツらにされる方がマシだったのよ】


春も辛いけど、夏・・・俺はずっとアイツを守れるだろうか、


いつか自分が壊れるんじゃないか、


だって今も、凄く辛い。


なのに





カキ【ありがとうございます】


あんなに、優しい笑顔されたら、


ダメだ。俺はアイツを巻き込んだわけじゃない!!けど、やっぱり見捨てるなんて、俺がしたくない人として、



見つけた!!


「・・・!!」


やっぱり、まだ慣れない。動物なんて殺したことがないし、こんなことしたいわけがない。


動物を殺してまで、生きる価値がアイツにあるのか?


死ぬ覚悟も出来てたみたいな感じで言ってたし、


いや、ダメだ!!だからダメだ!!人なんだ、俺と同じ






ーーーーーー

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る