第5話

俺達は真っ直ぐ向かう事にした。目的地は、どっかの街・・・平和に過ごせる所。

俺はとりあえず出来そうなことを一通り確認した。

火、水、土、風、なんか強いパワー、色々出来るようだ。


そして、俺は土を使って


「凄い、優くん」


「・・・とりあえず、ここで過ごそう。」

家を作る事に完成した。


「・・・仕方ないわね」


見た目は、普通のアパート見たいな感じ、

電撃系も使えるが、流石に機械類は作れないので、火を出して灯りにして居る。



そして、さっき牛見たいなモンスターを倒したので、食糧も手に入った。


春が何とか説得してくれて、夏も今日の食事は取れた。



そして、こっちの世界で初めての夜がやって来た。


家の周りには土で作った壁を設置をしてある。


でも当然、王国がどんなことをしてくるか分からないので、交代で見張ることになった。


「・・・優くん」


「交代か」


「ごめん、違う。」


「・・・じゃあ、何?」


「二人で話したいことがあって」


「・・・」


「私、ずっと優くんのこと見下してた」


「そうみたいだね」


「だけど、一緒にいるうちに、付き合ってるうちに考えた方が変わったの」


「・・・」


「お願い、優くん。別れないで欲しい」


「・・・」


「お願い。今更言えたきりじゃないけど」


「・・・もう、今更言っても遅いよ」


「優くん」


「今言っても、命のために言ってるようにしか聞こえない」


「・・・そうだよね。」


「あぁ、」

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