第2話

さっきから頭が凄く痛い。


 知らない知識が頭に流れてくるような感覚がする。


 なんだ、これ?何故か二人が居るところが分かる気がする。



 そして、


 ファイヤー


 俺は半身半疑で言ったら本当に炎が出て壁が焼き尽くされて穴が空いた。


 驚いて一瞬足が止まったけど、急がないと


ーー


 「辞めてー!!」


  「何すんのよ!!」


二人の悲鳴が聞こえて、


 「優くん?」


「インキャ??」


二人は男に襲われそうになっている。


 「勇者??」


「なんでこんなところに!!だがとりあえず見てしまったからには」



やっぱりあの話本当だったのか


 

 でも、どうしよう力が、


 さっき見たいな炎だと、二人も巻き込んでしまうかもしれない。



 あれ、 


 「ごめん、二人とも」


俺は自分で驚く足の速さをだして、二人を男達から奪い担いでダッシュする。


 「えっ、優くん?」


「インキャ早くない?」


そして、ファイヤを使わなくてもパンチでごり押しで壁を破壊していく。



「叛逆だー!!」



ーーーーーーーー


その後俺たちは跡をつけられたが勇者の力で逃げ出すことに成功した。


 「はぁ、はぁ」


 「あ、あの優くん」


「・・・」



「二人とも無事??」


「・・・うん」


「私も」


と言うか、どうしよう俺たち叛逆者じゃん


 「あの、優くん」


「何??」


「私のことなんで助けたてくれたの」


「・・・可哀想だったし」


「・・・そっか、ありがとう優くん」


「私もありがとう」


「うん」


こうして俺たちの逃亡生活は始まった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る