翼未来へ、僕の二人目のヒーロー

牛嶋和光

第1話 夢に出てきた彼女

52歳の誕生日、覚めない夢に約、30年前に交通事故で亡くなった彼女が登場した。

何を話しているのが現実になるとは思いもしなかった。

「あたららしいパートナーが出来るんだよ」

彼女の一声でめがさめた、彼女だけの特権、僕の名前を「かずくん」と呼ぶ女性。

それもこれも、交通事故で亡くなった「かおる」一人だけにしか呼ばせていなかった。

[かおる」は、いつも僕のことを心の声で助けてくれている。


新しい、出会いはすぐに起きた、その女性の名前は「ちーちゃん」

ペットの、トリマーの仕事をしている女性、簡単に僕の名前を聞いて「かずくん」でいいよねと言い放った。「かおる」が、頑張ってと心の声で言ってくれた。

約30年ぶりの恋の予感、この女性と出会うために僕は生きていたのか??

会う場所は「かおる」とだけの秘密のバス停。


数日後「ちーちゃん」は、現れれるのだろうか。


「かおる」は、心の声で僕をからかっているだけなのか????


この物語は、「ちーちゃん」が約束したバス停に現れた、あと数日後から始まる。


楽しみは想像以上なにせ、「かおる」が、他の誰かを応援するのは初めての恋が終わる時、すなわち「かおる」を、忘れるとき、二人目のヒーローが恋人になれた時。


幸せな時間が待っている。


わくわくする。


[ちーちゃん」との約束の日は2023年8月前半、それまでに「かおる」との想い出を書くことにしよう。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る