異世界ドアで現代最強

ぽてと

~世界最強となるまでのお話~

第1話 異世界ドア

 俺は現代最強の安部 蒼。

 なぜか現代最強になってしまった。

 心当たりがあるとすれば1年前?(体感2年前)のあのときだった。

 もう人生なんてどうでもいいやと思い自殺して異世界転生でもできればなとか考えていた時だった。

 自分の部屋のドアを開けたら,そこにはドアがあった。

 思わず見なかったことにしようとしたらそうもいかない。

 しゃべりだしたのだ。「入れ」と何人もの人が言っている。

 すると俺は赤ちゃんになっていた。

 名前アオ・フォン・クリスティルになった侯爵家の三男らしい。

 名前は向こうと同じで「あお」だ。

 ゲーム感覚で、


〈ステータスウィンドウ・オープン〉

 

 と思ってみると自分のステータスが出てきた。

 ステータスは


『名前』 アオ・フォン・クリスティル

『種族』人族

『性別』男性

『年齢』0歳

『称号』転移者 異世界ドア保持者 侯爵家三男 神の代理者 

『レベル』1

『生命力』1000/1000

『体力』100/100

『魔力』10000/10000

『総合ステータス』SSSSS

『スキル』SSS⁺                         スキル編集

「魔力操作」1

「魔力妨害」

「鑑定」1

知恵ウィズドム

「異世界ドア」

「武術」1

「体術」1

「剣術」1

「状態異常耐性」1

「物理耐性」1

「魔法耐性」1

「成長限界突破」

「原子魔法」1

「古代魔法」1

「水魔法」1

「火魔法」1

「土魔法」1

「風魔法」1

「天候魔法」1

「統合魔法」1

「光魔法」1

「闇魔法」1

「神聖魔法」1

「精霊魔法」1

「召喚魔法」1

「隠蔽魔法」1

「空間魔法」1


 えっ。ステータスウィンドウなっが。

 てか総合ステータスSSSSSって何?こっわ

 別の人の鑑定やってみるか。

 じゃあ俺の専属メイドのダイアナのステータスにしよ。


『名前』ダイアナ

『種族』人族

『性別』女性

『年齢』24歳

『職業』メイド 

『称号』レオ様への忠誠心 アオ様への忠誠心 侯爵家メイド

『レベル』36

『生命力』1100/1100

『体力』1600/1600

『魔力』1200/1100

『総合ステータス』A

『スキル』B


 あれスキルが見えない。

 いろいろ話を聞いているとダイアナは強いらしい。

 あれ?俺のほうがステータス値が高いんだけど

 しかもまだ赤ちゃんだよ。

 ステータス絶対隠したほうがいいじゃん。

 どうすればいいの。知恵ウィズドムに聞いてみるか。


〈スキルを隠したいんだけどどうすればいい?〉

【ステータスウィンドウのスキルと書いてある横にある、スキル編集をタップしてみ          て、そこから隠蔽スキルを行使し、スキルを隠蔽してください。するとただの鑑定では、相手から隠蔽したスキルは見えなくなります。】


 よし早速作業に取り組んでみよう。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 30分後

 よしこんなもんでいいだろう。


『名前』 アオ・フォン・クリスティル

『種族』人族

『性別』男性

『年齢』0歳

『称号』転移者 異世界ドア保持者 侯爵家三男 神の代理者 

『レベル』1

『生命力』1000/1000

『体力』100/100

『魔力』10000/10000

『総合ステータス』SS

『スキル』S

「鑑定」                           スキル編集

「魔力操作」1

「魔力妨害」

「武術」1

「体術」1

「剣術」1

「状態異常耐性」1

「物理耐性」1

「魔法耐性」1

「水魔法」1

「火魔法」1

「土魔法」1

「風魔法」1

「光魔法」1

「闇魔法」1


 とりあえず特殊そうなスキルはすべて消しておいた。

 あと、属性魔法以外のやつ。精霊魔法とかそこら辺の。


 いろいろ作業をやったら眠くなっちゃった。おやすみ。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 それからしばらく。

 バンっ


「今日はアオの生誕100日目だ。鑑定の儀がある。急いでアオの用意をさせろ。」

「「「はい!!」」」


 あの人は誰?

〈鑑定〉


『名前』 レオ・フォン・クリスティル

『種族』人族

『性別』男性

『年齢』30歳

『称号』侯爵家の領主 ダイアナへの愛 

『レベル』42

『生命力』1700/1700

『体力』1230/1230

『魔力』1200/1200

『総合ステータス』S

『スキル』A


 俺の父親か。


〈鑑定の儀ってなんだ〉

【鑑定の儀とは、個々のスキルの強さなどをはかるための儀式です】


 ということは、このステータスが親に知らせられるってことか。

 隠蔽してあるし大丈夫だろう。


「教会についたぞ。」


 わぁ。すごく広くて白いお城みたい。

 教会は思ったより近いのだな。とゆうか真隣にあったけどね。

 もう鑑定の儀が始まっちゃうしっかりしないと。


「これから鑑定の儀を始めます。」

「アオ様を布に包んだまま、この上にのせてください。」

「でははじめます。」


 なんかあったかくてなむくなってきた。


「完了しました。アオ様のステータスは、えぇ。すごく高いです。

 こちらをご覧ください」

 紙にはこう書いてあった。


『名前』 アオ・フォン・クリスティル

『種族』人族

『性別』男性

『年齢』0歳

『レベル』1

『生命力』1000/1000

『体力』100/100

『魔力』10000/10000

『総合ステータス』SS

『スキル』S


「すごいぞ。すごい。これなら勇者並のステータスではないか」

「よくやりましたよ。アオ。お母さんはうれしいです。」


 となんだかんだ喜ばれ鑑定の儀は終わった。

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