もし花嫁略奪が現実で行われたなら、を上手く描いた作品

物語にありがちな花嫁略奪をされるのは主人公なのですが、それがもし現実で起こったのなら、という生々しい事後処理に追われるところからスタートする本作ですが、打ちひしがれる主人公の世話をする元義妹や元義父の対応、一方で略奪された花嫁と略奪したその幼馴染のその後など、恋愛モノとしてはまず日の目を見る事はないであろう部分にざまぁモノとしてスポットを当てる事でより現実味のある生々しいストーリーとして上手く仕上がっている作品だと感じます。

ざまぁ展開も、派手さや劇的さこそありませんが現実的に考えたらそりゃそうなるだろうな、と納得させられるモノでざまぁ好きな自分としても満足のいく展開とオチでした。

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