書く前に必要なもの(自分用メモ)
みず はがね
1,自分用メモ7/26
次からはもっと手際よく書けるように、ここに覚書をしておく。
1,下調べは早く、正確に
もし話の中でなんらかの科学的知識や地理的知識などが必要になる場合は、早い段階で資料を探して調べておく。万一自分の認識と齟齬があった場合、後から修正するのはとても大変。
2,年表はちゃんと作る
話に過去が関わる場合、それぞれの人物の動きを纏めた年表を作る。
3,ストーリーラインは一枚の紙にまとめておく
書くときになってあちこち見なくてもすむように、シンプルに(かつ過不足なく)まとめておくこと。
4,世界観は見えない部分まで考えておく
現実とは違う世界を描く場合、上下水道の問題やら食糧保存の方法やら普段食べているものまで、調べるなり考えるなりして一応イメージは固めておく。仮に実際に描かれるシーンがなくても、設定があるのとないのでは世界観の解像度が全く異なる。というか考えていないと、書くときになっていちいち手が止まる。遅筆の原因は設定の作りこみ不足だと最近気づいた。
5,イメージボードを作る
象徴的な建物や、繰り返し出てくる部屋などは視覚的イメージを作っておく。
特に椅子などがある場合は、その配置や、家具ごとのサイズ感など考えておかないと書いているうちに破綻していく。迷わずにすむように決めておくことが肝心。
6,ひたすらメモを作っておく
調べたことなどをメモするとき、書いたものはとにかく取っておくこと。あちこちに書き散らして後で失くしたりすると本当に非効率。いろいろな紙に書くのはいいが、書いた後で適当に突っ込んでおける箱などを作るとよい。
ウェブサイトなども、印刷できるものはとりあえず出力しておく。あとで使わなくてもとりあえず手元に置いておく。
7,登場人物の設定はイメージだけでも固めておく
あまりキャラを作りこむとキャラクター小説のようになってしまうが、読者に対して与えるイメージを決めて、それを伝えないと読者が混乱する。よく分からない人だ、と思わせたいなら地の文でも「よく分からない人だ」と書く。綺麗な印象を与えたければそれを書く。変に照れてしまってこの手間を省くと、読者にはまったく伝わらない。本人としては書きすぎたかなぁと気恥ずかしくなるくらいでないと意味がない。ぱっと見似ているキャラクターに区別を付けるには、得手不得手を両極端にしたり、感情的な反応を正反対にするとか方法はあるが、手っ取り早いのは既存のキャラに似せてしまう方法。
(まとめ)
今までなんとなくで書いていたけど、もう少し効率よくやるべきだと気づいた。思えばこれまでの人生で効率を求めたことは一度もなかった。だらだらこそこそとやって時間を浪費していた。効率の大事さにもっと早く気づいていればと悔やまれる。などとまとめてみたものの、実際に成果を出すのに一番効率がいい方法は、小説の書き方講座を受けることなのかもしれないと思った。
書く前に必要なもの(自分用メモ) みず はがね @mizu_hagane
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