第185話 神の1期生
【前書き】
オフ配信ではあるんですけど、読みやすくするために
『』←マナ、他の配信者
「」←ネスイ
で分けてます。
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『どうも~HESKALエース1期生の光マナです!こんまな~』
ーきたああ
ー昨日ぶり
ー配信頻度高いなぁ((
ーこんまな
ーさて…
『そして~隣に居るのが、どうぞ』
「HESKAL4.5期生の白海ネスイです!こんしろ~」
ーちゃんと居るのおもろい
ー草
ー集まったんだw
ーあれネタじゃないのまじ?
ーがちでオフしてておもろい
というわけで、マナとのオフコラボだ。
個人同士でやるオフコラボは3人目かな?
あんまりしてないな…、まあ別に良いけど。
「っというわけなんですが……あのダンボールの量まじで何」
『すごいでしょ~皆ネスイが大好きだからね~』
ー多すぎるんよなぁ
ー1期生全員あげてるだろこれwww
ーまじで何時間かかるの
ー今昼1時、終わるの夜10時とかだったらおもろい
ーいやわんちゃんあるのなにwww
『流石にネスイが帰れなくなるくらいに遅くはやらないよ~』
「18時くらいまでかな?」
電車的にそれくらいか?
一応今回特急で飛ばしてきた。
ちなみに交通費はHESKALが出してくれる。
こんな急なコラボでも出してくれるHESKALまじで神~
『というわけで早速1つ目やっちゃおっか~』
「1つ目は少し小さいやつだな」
手元には貰ったプレゼントを載せるらしい。
ちなみにあて先は…
「えっと、アクリス?」
1期生にして、マナの相方的存在アクリスからだった。
割と真面目な存在だと思ってる。
『ダンボールを開けてっと…お~いいね!これ』
「ん?」
手元で隠れて見えなかったので手元画面に映してもらう。
画面に映ったのは小さなキーホルダー。
そのキーホルダーにはHESKALのロゴが付いている。
「え、これ俺!?」
『そうだね、ネスイのキーホルダー!しかも最新のやつじゃん。あれ、こんなんあったっけ』
ー非売品じゃね?
ー知らんデザイン
ーめっちゃかっこいいやんけ
ーすご
ー欲しい
『これ、次のキーホルダーピックアップじゃね?アクリスーヘルプ~』
「ん?あ、電話来たわ」
通話相手はアクリス。
早速通話開始ボタンを押して、配信にも出す。
「どうぞ、自己紹介から」
『え、あ、HESKAL1期生のアクリスです。どうも皆さまごきげんよう』
ーアクリスだ!!
ーうおおお
ー通話はっや
ー立ち絵ちゃんと用意してて偉い
ー(`・ω・´)b
『アクリス、さっそく説明を』
『えっと、これは次のピックアップです!特別に1つ試作品をいただいたので!』
「え、すっご。これ好きだわ」
小さくなったネスイの姿。
銃を構えているがデザインからしてとてもかわいらしい。
普通に売られたら出るまで買うくらいだ。
「え、まじで凄いな。」
ーネスイお気に入り
ーいやこれ俺も欲しい
ー良いなこれ
ー欲しい
ーキーホルダーネスイに手を出そうかな。
『ちなみにHESKALにはネスイに渡さないよう伝えたから、たぶんネスイは初めて見るよこれ』
アクリスは自信満々にそう言った。
ちゃんと考えてて偉い。
『というわけで、1つ目のプレゼントはアクリスからでした~!』
『ネスイが気に入ってくれて嬉しい!みんなも買ってみてね~』
ちゃっかり宣伝すると通話から抜けた。
いやでも本当に良いなこれ。
今日持ってきたかばんに付けるか。
『え、ネスイもうかばんに付けてる』
「いやあまりにも好きすぎて」
ーまじで好きなんだろうな
ー良いな
ー絶対取るわ
ーキーホルダー正直全部当たり
ー4.5期生参戦か
『さて、まだまだあるから次行くよ~』
彼女は立ち上がると、少し大きいダンボールを持ってくる。
「次は大きいな、これだれだ?」
『これは…もえからだ!』
八神もえ、ちなみに一番初めにお世話になった1期生。
極度の人見知りでコミュ障だったが、俺にはなついてくれている。
凄く可愛いし、まあ距離感近いけど。
『え、すっごなんだこれ』
「え、めっちゃいいやん」
画面に出されたのはヘッドホン。
しかも真っ白でネスイのカラーに合っている。
シンプルだからこそカッコいいし凄く好きだ。
ーふぉおお
ーすご
ー綺麗だな
ー良いなこれ
ーセンスバツグン
ー流石もえだわ
ー欲しいもの分かってんな
「まじでヘッドホン欲しかったんだよ」
そろそろ買い換えたいなと夜音と話していた。
夜音は、今度見に行っても良いけどなぁ。
となかなか行く姿勢は無かったんだが理由はこれだったか。
ー八神もえ/ちゃんと考えて選びました!
「ちゃんと考えてくれてる!ありがと!!!」
神様だなこりゃ。
1期生ながらにこれだけ絡んでくれてるもえがありがたすぎる。
もっと色々絡みたいな。
マネージャーさんに言っとこう。
『結構良いやつだな、競技用っぽいしネスイのこと考えてる……流石もえちゃん』
「まじでヘッドホンかっけぇ、これ使うわ」
もう使うしかねえだろ!!!
と心に決めたのだった。
もちろん世界大会にも持ってく……かも?
まだ使ってはいないから相性が良いか分かんない。
『さて~次行きますか~』
もう2つとも神なんだがなんだこれ。
神企画だし、どうお礼すればいいんだ?
『さて~これ行くか』
もはやひょいと上に積まれていたものを持ってきた。
大きさは小さめ、なんなら一番小さい。
「えっとアーラン・ベルさん?ベル?え、ベルから来たの!?」
アーラン・ベル、1期生。
いやマナはプレゼント適当に取ってるように見えて、ちゃんと1期生で固めてるなこれ。
ちゃんと考えてるのに鳥肌が立ちそう。
ベルとは一度だけ大規模オフコラボで絡んだ。
FPSに長けていて、絵も描けるみたいな人だった気がする。
『はい、えっと…ナニコレ』
中から出てきたのは一つのデータファイル?のSDカード
「つまり読み込めっと?あ、通話来た」
流石に本人に説明頼むか。
「あ、どうも、プレゼントありがとうございます!
自己紹介からお願いできますか?」
『やあ皆に笑顔を今日も届けるぜ!1期生のアーラン・ベルだ。』
『ベル~解説を頼む~』
『実はこれ…いやなんだと思う?これ』
データでプレゼントでしょ?
何がある?
彼女はイラストレーターだし、何かの絵?
「ファンアート?」
『いやぁ惜しいな。実はこれネスイの配信用素材だ!』
『え!?』
先にびっくりしたのはマナ。
俺も遅れて同じような声を出しかけた。
『スタンプに利用してくれてもかまわないぜ、著作権とかはネスイに渡すからな!』
神様かな?
というかこんなプレゼントを短期間で用意してくださるベルは何者なんだ。
1期生怖い。
ーやばあ
ー神様きてる
ー考え飛びぬけてんな
ー流石天才
ー色んなHESKALのままだしな。こんくらいやるか
ーえぐ
ースタンプにしてくれないかな
『というわけで、私は仕事に行くぜっ』
風のように消えていった。
『凄いな、流石にこんな考えは浮かばなかった。』
「1期生で俺が絡んでるのはこんだけ…?だよね」
『たぶんね~でも他の1期生でもプレゼント渡したい人が用意してるよ!』
「え、まじか」
流石にびっくり。
絡んだことないのにプレゼントをいただけるとか、本当に俺はどうやって返せばいいんだ???
『どうする?後回し?それとも先やる?』
「先やろ」
優先順位とか決めるのは失礼だしな。
さて、ここからは知らない1期生ってやつか。
そもそも何人いるかは知らないけれど、凄く楽しみ。
ちなみにデータファイルにはカッコいいから可愛いまでが揃った素材があった。
これはスタンプかな…と思いながらニヤニヤが止まらなかった。
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【後書き】
絵心があればプレゼントに絵を添えたんですけどね((
全部作者の想像通りで書いてるだけなので、皆さんの想像にお任せします!!!!
最近毎日投稿してて偉い。
明日は出さないかも!
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