第13話
「優くん、料理どうかな?」
「うん。美味しいよ」
基本は仲良くして居る。前言った通り、デートする、イチャイチャほどはする気はなかったが、
「ねぇ、花。俺考え方を変えようと思う」
「何?」
「俺はずっと未来の俺のことがあってあまり夫婦みたいな事はする気は無かったけど、これからは夫して頑張ろうと思う」
「優くん!!」
花は嬉しそうな顔をする。
「もちろん、未来の優が帰ってくるまでだけだけど」
「いいよ、うん。・・・ありがとう・・・ありがとう」
俺はこれから父になるのかワクワクして来たな。
関係や俺がどうあれ、子どもが父を求めていることには変わりがないんだ。
俺はこの時知らなかった。別に一度とは限らないことに
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます