第7話

「とりあえず、その」


「先輩がもし、あの女と別れる覚悟が出来たら、もう一度告白しようと思っています。」


「そ、そうなんですね。でだから俺・・・過去の俺に言ったのはなんですか?」


「もし、過去に戻ったら、過去の私こそ、先輩と幸せになって欲しいからです」


「・・・っ」


知らなかった。うん、全く知らなかった。


「先輩、本当だと今は高校2年生なんですよね」


「そうですよ。」


「何月ごろですか?」


「えっと、確か2月」


「それなら、とっくに私に助けくれた後ですよね」


「助けました??」


「自覚してないところも先輩らしいです。私が先輩達にいつも絡まれる時に、辞めさせくれてました」


「いや、それは助けたというか」


「私達のよく知って居る、先輩も言ってました。俺がただの正義感とそう言うノリが嫌いなだけだって。」


「・・・ぅ」

俺が良いそう、と言うか本当に未来の俺は居たんだな。


「先輩は知らないと思いますが、実はあの先輩達に脅されて居たんです」


「マジで??」


「はい、ですが先輩か私を守る為にいつも目を掛けてくれたお陰で派手な行動はなくなり、まだ先輩は知らないと思いますが、2ヶ月後くらいに助けてくれたんですよ。」


「はぁ、」

不思議な気分だ。自分以上に自分のことを知って居る人に会うとは、

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