登場人物紹介(ダリアン十二貴族)
ダリアン神に代わり国を導く者達。
今言えることはこの者達には、これから辛く厳しい苦難が待ち受けるということのみだ。
これが神から与えられた試練か、それとも怒りの鉄槌なのかは誰にもわからない。
○フィラソフィ・ドゥ・エアルト
・プロフィール
身長:171cm
趣味:音楽鑑賞、ピアノ
大切な物:ダリアン
好きな食べ物:サニーサイドアップ、よく焼いたベーコン
嫌いな食べ物:パセリ
口癖:「怠惰から産まれた停滞は衰退の前兆」
・紹介
ダリアン十二貴族序列第一位エアルト家の当主。
この国で一番の権力を有しており、彼女の発言によって国の情勢が大きく左右される。
エアルト家の主な事業は国全体の舵取りと管理。彼女によってこの国はまとまりを持って動けていると言っても過言ではない。
食事に関して強いこだわりを持っているらしく、特に朝食に関してはお気に入りのモーニングメニューでなければ子供のように拗ねるとの噂がある。
○サドロプコ・ドゥ・スカース
・プロフィール
身長:167cm
趣味:石像造り
大切な物:ガベル、法衣
好きな食べ物:石焼きコンコ(サツマイモ)
嫌いな食べ物:キノコ
口癖:「まだこの国の法は完璧ではありません」
・紹介
ダリアン十二貴族序列第二位スカース家の当主。
スカース家はダリアンの司法を代々担う法の番人。
彼の持つガベルによって数多の罪人を裁き、民達の平和を守るための盾となっている。
しかし司法の一極集中という現状は、法の抜け穴を悪用する者にとっては格好の好奇。
それにより今のダリアンには表に出てこない不正が蔓延っており、このどうしようもない現状に対して嘆いている。
○ヴィートブル・ドゥ・アルアンビー
・プロフィール
身長:179cm
趣味:香木を堪能する
大切な物:
好きな食べ物:トマトのソテー
嫌いな食べ物:お酒
口癖:「ああ」
・紹介
ダリアン十二貴族序列第三位アルアンビー家の当主。
夜な夜な自分の執務室で香木をすぱすぱ吸っている色々な意味で少し危ない人。
この国の葬送儀礼を一手に担っておりアルアンビー家には毎日、何かしらの理由で亡くなった者が訪れる。
そして歴代から受け継いだ故人の情報を集めるという伝統とそれを象徴する
後ろに纏めた長髪と気怠そうな態度が特徴のナイスミドル。密かに女性に人気で社交界の注目の的。
○サンバルク・ドゥ・ロンド
・プロフィール
身長:177cm
趣味:悲劇の観覧
大切な物:お金、大劇場
好きな食べ物:ソーセージ
嫌いな食べ物:特になし
口癖:「どうだ、素晴らしい眺めだろう?」
・紹介
ダリアン十二貴族序列第四位ロンド家の当主。
尊大な態度とでっぷりとしたお腹からは想像できないほど、計算高い判断力を有している。
ロンド家の主な事業は大劇場からなる観光業。彼の統治する街には常に沢山の人々が行き交い、即興劇の気風の良い声が通りを響き渡っている。
大劇場のオーナー権限を使って度々自分の好きな演目を上映させている。
最近はどうしようもない悲劇を好んでいる。
○ラトゥウス・ドゥ・レゲ
・プロフィール
身長:168cm
趣味:散歩、珍しい芸術の探索
大切な物:美術館
好きな食べ物:はちみつワッフル
嫌いな食べ物:刺激の強い食べ物
口癖:「君はこの作品を作る時に何を考えた?」
・紹介
ダリアン十二貴族序列第六位レゲ家の当主
茶色いスーツを着こなすシルバーロウ。散歩するのが趣味で街を歩いては面白そうなものを探している。
レゲ家の主な事業は美術館の運営と製菓材料の製造と流通。
彼の統治する街は常に甘い匂いを漂わせ、お腹の妖精を刺激し続けるだろう。
ちなみに本人は既に一線を退いており街の運営や事業に関しては部下と息子に一任している。
やることと言えば十二貴族間で定期的に開催される会議に出席する程度で残りの時間で隠遁生活を楽しんでいるらしい。
○ヘミアン・ドゥ・ラプソディ
・プロフィール
身長:154cm
趣味:"喜劇"の観覧、研究
大切な物:自分の身体
好きな食べ物:トマトソースを使ったハンバーグ
嫌いな食べ物:レーズン
口癖:「ぷぷぷぷ………………」
・紹介
ダリアン十二貴族序列第七位ラプソディ家の当主。
十六歳という若さで十二貴族の当主という重荷を抱えており、その胆力と冷徹さは他の追随を許さない。
常に他人を見下すように笑っているのが特徴。
ラプソディ家にはこの国の根底を揺るがす秘密があるとされており、それを知った者は命を奪われると噂されている。
○ブラノード・ドゥ・ワルツ
・プロフィール
身長:182cm
趣味:珍しい鉱石集め
大切な物:亡き妻の描かれた小さな絵
好きな食べ物:ティータイムの時の食べるクッキー
嫌いな食べ物:特になし
口癖:「何故だ」
・紹介
ダリアン十二貴族序列第十一位ワルツ家の当主。
不機嫌が服を着ていると言われるほどに常に苛立たしげな表情が顔に張り付いている。
末端の序列であるが故に常に忙しく、亡き妻の忘れ形見である娘を侍女に任せて自身は公務に没頭している。
ワルツ家の主な事業は鉱山の運営と鉱石の流通。
この鉱石の質はかなり高いらしく、武器に加工されたり、彫刻の材料に使用されたりして冒険者や芸術家から愛されている。
『ワルツ家がこの国を裏切ろうとしている』という噂からこの物語は幕が上がる。
果たしてどのような真実が待っているのか………………
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