七章α:「人使い荒過ぎでしょ(--)/」by筆者
早速ホムンクルスを試してみたい。と思って周囲を歩いていたら、なにあの大きさ…あれはきっとγランクのモンスター、またはβランクの覚醒モンスターかな?どちらにしても、やばい。
「ゲケッ」
後ろ⁉︎ゴブリン…それも3匹。ゴブリンはαランクの雑魚モンスターだが、集団になると脅威だ。しかし矛盾球を打つにもここで派手な戦闘はできない。それなら
「来い!人造人‼︎アクティベート‼︎」
バリリィンという破壊音と共に瓶が消え去った。刹那、フードを目深に被ったちびっ子が現れた。「御任せを」そういうのが先か、一直線に駆け出した。そして逆手持ちした短剣、しかしその子の身長の3倍ほど。を高速で振った。ヒューーーン‼︎速すぎて音が繋がって聞こえた。刹那、ゴブリンは奇怪な悲鳴を上げ消えた。
「すごいよ!ありがと〜」「勿体ない御言葉。しかし、今の奇声でこちらの位置がバレた様子。」そうだった。あのデカブツがいた。それなら…
火 我の心に呼応して 水 我の身体に呼応して 凍てつく我が内と燃え盛る我が外 凍てつく焔 焼き散る水 呼応の球になり 我に続き散り果てろ
「μπάλα της αντίφασης(バラ チス アンチファシス)!!」
「この瓶を打つけて来て。」
・γυναίκα σε ένα μπουκάλι=瓶の中の女性 ・μπάλα της αντίφασης=矛盾弾
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