三章α:『まな板のような胸』
というわけで今に至るんだけども…前世の記憶だけでなく、今世の今までの記憶もあった。助かる。私は親のせいでとある森に飛ばされたとある被害者だった。
さてと…どうしようかな?とりあえず生きていくために衣食住が大切なんだよなぁ。ここら辺の木を使って家でも建てますか。
「よしよし。中々の出来かな?」
続いて食部門。近くを探索しようかな。
おっ!これは…野菜畑じゃないですか!嬉しい。持ち帰って育てよう。家に畑も必要だな。
よし。最後に服。飛ばされた時に着ていた服はあるけれど、穴が空いているし…ここら辺の草を編んでなにか作れないかな?
「最高に可愛いやん!いいねいいね!」
側から見たら変人である。他の人が居なくて助かった。
草で編んだワンピースは幼い顔やまな板のような胸と相性抜群だった。同じ容量でセパレートタイプの服も何着か作った。
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