第40話 包括的に安い特養!
何の変哲の無いナオミの回答に孝は一瞬狼狽し、時間が経って考える力が出て来た頃に彼はナオミの答を復習していた・・・。
孝の胸中を慮ってのストレートな答は、考える力の無い者には明快な回答だったが、それに気付く孝の胸中には余裕を持たず孝とナオミの暗渠に居座りまだ一点を観続けていた。
「母親が死ねば鳥葬にしてやろうか!生きている内は好き放題だったからな!」日本の悪を気取っていた。
こんなことでもほざけば、きっと変わるかも知れない!
今の医療の姿勢と孝の感情が、変わる訳も無かったが、コンスタントなナオミの感情に訴え掛ければ何かしら答えが出てくるかも知れない!
彼は石を投げた!石を投げて水の波紋を数えて、ナオミの答えを待った。
ハッ!と目覚めたのは午前四時、ついつい日本の癖が出ていた。
夢を見ていた・・・。
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