　ゴールデンウィークが始まりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか？　最大10日間だとゆっくりと休むことが可能ですね。海外旅行には行くのはもちろん、日本国内でも奮発すればリッチな旅館やホテルに泊まるとか。……しかしながら円安ドル高の現在、財布の紐が固くなるのも一入。別にお金をかけなくても、ゴールデンウィークは楽しく過ごせるんだぜ。

　私ですか？　自分はカレンダー通りに4月30日〜5月2日は仕事に行きます。商品出荷の〆切りがピーキーで、生産量も非常に多い。新人くんに仕事を割り振ったりしてますけど……やっぱり多いなぁ。まぁ、仕事の受注が多いということは、それだけ会社の信頼が高い証拠。

　信頼といえば──貨幣があります。

　貨幣はこれを使えば物品や資産を購入できる信頼で成り立っている。でなければ、ただの絵柄が描かれた紙切れですので。話題のニュースは、今年新しい紙幣に変わること。知っていますか？　3Dホログラム加工が施されていて360度絵柄が動く！　日本の偽造防止技術の高さがわかりますね。今まで一万円札を「諭吉」って言っていたのに──七月から「栄一」と言わなければならない。もし変わったら、紙幣を眺めたり触ったりしまくるかも。

　続いて土曜日のお昼に観た『ウラマヨ！』で、DG―TAKANOの節水蛇口“バブル90”がサウジアラビアで建設するビル型都市に使われます。その都市というのが、高さ500メートル、幅200メートル、全長（奥行き）170キロメートル──と壮大な計画。簡単に言えばビルの中に一つの街があること。複数の建造物をテトリスのように組み合わせることで、その中を電車が通ることもできる。完成予想図を観た時に「SF感溢れるなぁ……！」と。

　個人的な妄想でございますが、世界は人間が暮らすことが困難な事態に陥り、都市型ビルの中での生活を余儀なくされる。そのせいで治安が悪くなることで、政府は民間人に犯罪者を捕らえる仕事〈バウンティーハンター〉を創設──って、まんま『カウボーイビバップ』の設定だね！　パクリは御法度だって知ってるのに……。

　けれどね、『鬼滅の刃』も『ジョジョの奇妙な冒険』のパクリだって言われている。そして『ラグナ・クリムゾン』は『鬼滅の刃』の雰囲気が感じる。敵は鬼ではなく竜（元人間）。倒す方法も銀気や銀剣、もしくは太陽光を浴びせます。アニメ版はグリグリ動く戦闘シーンが魅力的でしたね。

　完璧なオリジナリティを出すのは、飽和状態になった創作文化の中では難しい。多少のエッセンスを加えるならばいいのではないでしょうか？

　カクヨムは戦国時代みたいな場所ですので、人気を獲得するならニーズのある設定が好まれる現在。ランキングにはヒロインの設定に「ヤンデレ」を含む作品が散見されるので、そういうヒロインを求めるのかなー。ヤンデレってあれでしょ？　主人公が使った食器を舐めて、「〇〇君の味がするわぁ……くふふ」が私なりの解釈。調整を間違えると、かなりキモいキャラが生まれる危険性……！

　別にヤンデレじゃなくても、天使系なヒロインも需要があります。深夜アニメの『ワンルーム、日当たり普通、天使つき。（原作者はmatoba氏）』はほのぼのしていて癒やされますよ。著作の『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま』も好き。あの人が描くケサランパサラン、めちゃくちゃかわいい。グーグル先生で調べたら、かわいいケサランパサランの画像が出てきますよ！

　私は好き嫌いを無くすために色んなジャンルのアニメを観てますけど、好んで観ているジャンルは──笑えるものやキュンキュンするもの、胸が熱くなるファンタジーと言ったあたり、明るくて楽しいジャンルが好きなのかな？　もちろんダークファンタジーも好んで観ている。『進撃の巨人』や『東京喰種』、『チェンソーマン』など。とどのつまり、自分は雑食人間なのではないか？

　四月期の『怪異と乙女と神隠し』はホラージャンルだし。貞子みたいななのは苦手で観れないけど、バイオハザードは普通に楽しめるのはなぜなのか。幽霊は殴れないけど、ゾンビは殴れるからか？　噛まれたらおしまいなのに笑　以前に放送されていた『ダークギャザリング』もライトホラーで良かった。悪霊を悪霊をぶっ倒すという設定が面白い。〈卒業生〉と呼ばれる力が桁違いの悪霊の名前が、少年心をくすぐるものでかっこいい……！　『呪術廻戦』の各キャラクターの〈領域展開〉の名称も素晴らしいよね。ちなみに私はナナミンが推しだ。死んだのが悲しすぎるぜ。津田健次郎さんの演技力に心を打たれました。「──ここからは時間外労働です」は名台詞です。

　小説を書くのは微々たるものなのに、エッセイは筆が乗りまくる私でした。また、次回にお会いいたしましょう。