大相撲の行司さん
水戸梅里
第1話
この話しは大相撲の行司になって最高位木村庄之助になるまでの物語です。
時は昭和の御代で双葉山の六十九連勝が話題になっている頃です。昭和11年二・二六事件が起きた年です。大相撲の行司の道に入った少年で名は安倍宗吉少年で歳はまだ10歳です。豆行司と言われた後の木村庄之助なる佐藤悟少年は松翁庄之助の養子として昭和13年に入門してきました。19代式守伊之助の弟子として行司のいろはを学んできました。まだ大相撲の本場所は今より少ない年二場所制でした。昭和の前期の相撲は朝早い午前三時頃から始まるのが通例でした。また少年で眠い目を擦って旧国技館に行きます(後の日大の講堂なる場所です、)行司の仕事は様々で場内アナウンスから先輩行司の身の回りことまでするのが場所の仕事です。宗吉少年は歴史的な物を目撃します。それは次回ヘ続きます。
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