発売から丸三ヶ月経ってたゴメン。書籍販売後のアレコレについて。

 いやビックリ。

 新型コロナに蹂躙じゅうりんされ、普通の風邪に蹂躙じゅうりんされ、気圧の乱高下に蹂躙じゅうりんされ、寒暖差に蹂躙じゅうりんされ、お盆の魔物と年度末の魔物のいち早い襲撃に蹂躙じゅうりんされている間に、三ヶ月も経ってしまいましたね。


 月日が経つのは早い。

 そして、私は免疫力が雑魚過ぎる。


 そろそろ、「書籍販売後ってどんな感じなん?? ドキドキ」という気持ちが、ここを読んでくださっている皆様には、あるのではないでしょうか?

 あんまり、こういう事書いてる人少ないしね。

 まぁ、書ける事も、それほど多いわけじゃないからね。


 皆さんの期待について(勝手に想像して、好き勝手に)お応えしようと思います!


 ★続刊発売問題


 重要よねェ。重要よォ。

 つい口調が変わるぐらい重要ですよね。

 コレについては、発売後、一定期間が経つと、販売状況が見えてくるので、それを元に話が浮上します。

 編集者さんから伝えてくれる場合もありますが、伝えてくれない場合もあるので、気になる人は聞いてみましょう。


 ちなみに。


 確実な答えは貰えません。

 続刊が販売されるかどうかの確定情報は、一冊目の時と同じで「稟議が通ってから」となります。

 あくまで「続刊できるかもしれない」「続刊は出せないかもしれない」の前提の上で、話が進みます。


 二冊目以降なんだから、さっさと答え出してくれよォ、と思わなくもないですが、ビジネスの世界、稟議・契約で動いてる話の場合には、まぁ仕方ない事ですね。

 当たり前とも言う。

 ビジネスの世界は「お気持ち」だけでは動けないのだ。


 前にも言ったけど、続刊が出せるか否かは、販売実績数が元になります。

 そして、そのボーダーは、出版社、編集部によって違います。

 ここは、編集者さんにご確認ください。

 胃が痛くなる事請け合い★


 聞いたけど忘れた。

 たぶん、覚えてると精神的に摩耗してしまうので、無意識のうちに忘れたのかもしれない。


 ★印税問題


 これは、契約している出版社さんによって、印税支払いのタイミングが違うと思うので、「どれぐらいにもらえるよ★」という事は明言出来ません。

 ただ。

 私の場合、紙の書籍と電子書籍両方販売してるんですよ。

 紙の書籍の方は、初版刷った数をもとに料金が支払われますが、電子書籍はね。

 販売数×印税率、で支払われます。

 そう。

 その時点での、電子書籍売り上げ数が分かるんだよ。

 集計期間は、たぶん契約如何いかんによるので、これも、人によって分かるタイミングが違うと思いますが。


 精神的に……くるね。実数っていうのは……

 勿論言えないけれど、『へー……そう、なん、や……』って感じです。ハイ。


 大体の紙の書籍販売数と、電子書籍の販売数。


 まぁ、分かってはいたけれども──

 くるね。

 精神的に。

 そりゃ、私は私の本のファンですから。

「ああ、そうなんだ」

 って現実を目の前に突きつけられるのは……キッツいよォ……


 ★販売後の動きって?


 書籍が販売された後って、販売数とか続刊の話とか、まぁそれぐらいは販売した事がない人でも想像はつくよね?

 でも、それ以外についてって、分からないよね?


 ええと。

 まず。


 販売前と、販売当日、そして販売から一週間ぐらいは、出版社もラノベ界隈も盛り上がります。

 みんな新刊は大好きだからねっ!!

 出版社も広告してくれるし、ラノベ読みのVtuberさんとか、ラノベ好きな人達が話題にあげまくってくれます!


 でも。


 それが過ぎると、まるで存在しないかのようになります。

 次の新刊の話で打ち消されるんですよ。


 当たり前ェ~。


 今回、KADOKAWAで出版していた方々、結構ここで苦戦を強いられたはず。


 KADOKAWAさんで色々な問題が発生した為

 ・書籍の追加発注が、結構長い間出来なかった

 ・電子書籍の販売も遅れた


 話題として取り上げられる時期に

 ・電子としてまだ読めない

 ・本が売切れてて売ってない or 売ってないけど取り寄せも出来ない

 という事態になったんですね。


 ……あんま売れなかった言い訳じゃないよ。

 違うもん!

 違うったら!!


 基本、販売前後一週間ぐらいが勝負ですね。

 その間に話題を振り撒けるか否かが、売れるかどうかの岐路になりそう。


 また、私の書籍の話で言うと、もともと用意していた部数が少ないので、あまり書店にも展開されなかったんだよ。

 有名書店、デッカイ書店には届いても、近所の本屋等には届かなかった。


 私自身がそうなんだけれども。


「欲しい」と思った時に手に入らないと、「まぁいいか」って諦められちゃうんだよ。読書ライトユーザーは特にそうだね。

 わざわざ取り寄せしない、販売を待たない。

 だって、世の中にはそれ以外の娯楽に溢れているからね。

 こだわる理由がないんだよ。


 兎に角。

 まぁせいぜい2週間。

 販売からそれぐらいの期間が過ぎると、存在感が綺麗に消え去ります。


 自分で盛り上げないとダメだよ。

 他力本願ダメだよ。

 ウザいと言われたってなんだって、とにかく自分で広告しまくるのがいいよ。

 マジでな。


 私?


 忙殺されてた……

 マジ、忙殺されてた……

 やっと取ったお盆休みは、兎に角身体と心を休める事に全部費やした。


 ま、その後、新型コロナに罹ったけどな★

 あっはっはっはっはっはっはっは!

 もう、ホント、どうなってんだよ、この体……


 って事で、自分での広告も全然出来なかった。


 しかし。


 私は諦めていないぞ。

 PVね。プロモーションビデオ。

 作るよ。

 作りたいからな。

 作る!

 絶対作る!!


 これが最後になるかもしれんのやから!

 全部! 全力で!! 挑むんだい!!!


 ちなみに、出版社の方からのアクションもほぼないです。

 こっちから編集者さんに連絡しないと、連絡ない事もあるかもしれないね。


 だって編集者さんは、次の本の出版準備とかアレコレで大忙しだから、出版が終わったものについての優先度はどうしても下がるんだよ。

 仕事だもの、当たり前だね。


 気になる事があれば、編集者さんにちゃんとしっかり確認しいや~。

 待ってても何も動きなんかないからなー。


 って事で。

 書籍販売後のアレコレでした。


 もし、何か他に聞きたい事があれば、応援メッセージへどうぞ~。

 私が答えられる範囲でなら、お答えしまっせ!


 って事で。

 今回はここまで!

 以上!

 それではね!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る