ここにきて、発売の危機、かも?
突然ちょっとアレな話で申し訳ないが……
ネット上で騒ぎになっておりますが、KADOKAWAさんのサーバが軒並みやられて、今、てんやわんやですよね。
それに伴い……
もしかしたら、本、発売、できないかもしれないなァ、と、ボンヤリ思っておる。
勿論、私は外部の人間なので、KADOKAWさんの内部事情なんか知らん。
知ってたとしても、ここで詳しい事なんて書けんがな。
それはITエンジニアとしての基本や。
KADOKAWAさんのサーバがダウンしてから今日までの流れと動きを見ている限り──ITエンジニアとしての勘が『本、出してる場合じゃねえんじゃね?』と予感させる。
ちょうど、書籍が校了する直前に、今回の事件が起きた。
なので、もしかしたら、校了データが印刷会社に送れてないかもしれないな、と。
いや、私と編集さんはGoogleドライブを介してやり取りしていたので、私が送った修正データは別で存在してると思うけれど──
その修正が、他の部署や必要部署と連携出来てるのか怪しいトコやな。
もし、そのデータをやり取り出来ていたとしても。
必要なのはデータだけじゃねぇんだわ。
私は印刷会社で派遣として働いていた事もあるので、『データはあっても、他の必要情報がやり取りできない』『必要手順が踏めない』という状況もあり得るだろうな、と予想できる。
ここまでデジタル化が進んでると、いざ、そのデジタルが使えないってなると、マジで詰むんよ。
デジタル化してたものを無理矢理アナログに戻したとしても。
その手間は膨大で、消費される時間はエグい。それによる業務への影響は甚大だろうな。
もし、書籍を印刷する為に必要な情報は既に印刷会社には届いてて、そこまでの工程は終わってる、としても。
広告は絶望的だ。何も広告が打てないだろうな。そのために必要な事が、恐らく何一つ出来ないだろうから。
でも。
ここまで来ると──
自分の本が出る出ない、売れる売れないなんぞどうでも良く、ただひたすら『エンジニアで死人が出ませんように』と祈る気持ちが湧いてくるね。
いやマジ、こういう状況になると、ITエンジニアたちは関連部署全員でシフト組んで泊まりがけでシステム復旧を行うんよ。
事件起きて少し時間が経ってるけれども、KADOKAWAさんのサイトが事故告知のままになってる事を見る限り、完全復旧はかなり時間かかるな。
他人事だけど、他人事とは思えないね……
マジ、どうか、エンジニアさんたちが、自分の健康だけは守れるようであって欲しいよ。
本当に。
会社に救急車が来て、詰め込まれるエンジニアとか、見てきたからさ。
あんな風に、なって欲しくないよ。
地獄の泊まりがけシステム復旧対応を思い出すなァ……
ワシ、何度、会社の椅子で寝たか分からんな。会議室の机でも寝たな。机はアカン。硬いから腰が痛くなる。
多分、だけれども。
この事件の前後に発売タイミングを巻き込まれた本は、続巻の『初速販売数による判断』から除外されると思うよ。
だって判断できないもん。
もしこのタイミングであっても、従来と同じく発売から数週間の売り上げだけで判断するよってなるんであれば、その編集部さんはマーケティングがド下手くそですって自己紹介してるようなモンだからなぁ……
付き合い方、考えちゃうね。
まぁでも、専業作家さんは死活問題だもんね。心配になるよね。『初速販売数による判断を行いません』って、編集部さんから正式に通達が来ないと、生きた心地はしないよね。
私は……
なんか、冷静やな。
ワシに出来る事なんて、あんまないし。
自作サイトを整えて、発売カウントダウンイベントでもしようかなぁ、とボンヤリ考えたり、カクヨムで発売記念SSでも個人で書こうかなぁ、どんなネタがいいかなぁ、とか考える事ぐらいしか、出来んからなぁ。
あ、あと、十章の続き考えたり、な。
ついこの間発生した家の事情に比べたら、慌てるような事でもない感じ……
今、感覚が麻痺してんのかもしれんな。
兎に角、このサーバ事件で死人が出ない事だけを、マジ祈ってるよ。
本の事は、まだ全然状況が分からんので、分かり次第、ここでまた連絡するねー。
そんだば。
今回はここまで。
以上!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます