言葉が増える

俳句はたった十七音。


その限られた中で表現することは難しい。

読むときも難しい。


私が俳句を始めたのは、自分の持っている語彙が少ないと思ったから。

文章を書いてもありきたりな言葉を並べているだけ。

自分の伝えたいことは、これで本当に伝わるのかなと思っていた。


俳句を読んでいると知らない言葉に出会う。

また、俳句を作るときにも自分の書きたいことが十七音で入らないときがある。


調べて、まだ自分の知らない言葉に出会う。


大人になってから、俳句に出会ってから、

自分の中の言葉がどんどん増えているように思う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る