ぷらかの! 売れ残りの福袋を買ったらなんと中身はJKが入ってた!? ~S級美少女な彼女が出来ていきなり同棲が始まっちゃった件~
第一話【可憐なセーラー服姿の女子高生がなぜ俺のベッドで寝ているのか!?】
ぷらかの! 売れ残りの福袋を買ったらなんと中身はJKが入ってた!? ~S級美少女な彼女が出来ていきなり同棲が始まっちゃった件~
kazuchi
第一話【可憐なセーラー服姿の女子高生がなぜ俺のベッドで寝ているのか!?】
『ご、ご主人様の手で私の制服のスカートを
――部屋にいきなり現れた見知らぬ女の子に俺はなんと
『あっ、無理を言うようですが替えてもらうときにスカートの中身は出来るだけ見ないでくれませんか』
俺のベッドに寝そべり頬を赤らめるセーラー服姿の美少女。
「ほ、本当にスカートを脱がしちゃってもいいの!?」
『このままじゃ、なずなは恥ずかしくて死んじゃうから早くしてください、お願いしますご主人様!!』
「わ、わかった。俺の
『んっ、ふうっ!! いきなり手荒に扱わないでくださいね、女の子の
「ああっ、ご、ごめん。こういうの久しぶりだから
『そんなに緊張しなくてもいいんですよ。私はご主人様が初めての相手ですから』
ロングヘアの前髪がはらりと揺れ彼女の真っ白なおでこが現れる。桜色に染まった
『ご主人様、大事なことをする前にお願いがあります」
「な、何、お願いって!?」
『まず私のことを覚えて下さい。
聞いたことのない名前の女子高だな、それによく見てみると彼女の着ている特徴的な夏服のセーラー服もこの辺りで見かけた覚えが俺にはなかった。
「あまさわ、なずなちゃん、うん覚えたよ、とても可愛い名前だね、そして君が俺と同い年だなんて」
『同い年が何ですか?」
「う、うん、とてもキレイで大人っぽく見えるから、てっきり俺よりもお姉さんかと思ってさ」
『何だか照れちゃいます。だけど嬉しいな。なずなが輝いて見えるとしたらそれはご主人様のおかげなんですよ、私を暗くて狭い場所から救い出してくれた王子様ですから!!」
か、可愛すぎるだろ!!
飛び切りのS級美少女な女子高生からこんな告白をされたら、どんな男でも一瞬で恋に落ちるだろう。それは自分も例外でなかった。ひとめ惚れが本当にあったなんて今日まで知らずに生きてきた俺はなんと人生を無駄にしていたのか!! 据え
黒目がちの大きな瞳にきらきらと
『ご主人様のやりかたでなずなのことをぎゅっ、と抱きしめて。その
俺はもう我慢の限界だった。震える手で彼女のスカートを外す。出来るだけ目を逸らしながら手探りなのはちゃんと忘れない。
『ご主人様の手のひらってとてもあったかい。なずなをこの世界に生み出してくれた神様みたいな指先です。私、今日のことは一生忘れません、あなたにどう思われたって構わない、ずっと一緒にいさせて欲しい……』
これまで必死に感情をこらえていたに違いない。なずなの形のよい頬からあごへかけてのラインに大粒の涙が流れる。これほど喜ばれる何かを俺は知らず知らずのうちに彼女へ与えていたのか!? その言葉を聞いて腹をくくった。
「なずな、じゃあいくよ。はめやすいように身体の力を抜いて、そうそう腰をベッドから浮かして、スカートの後ろ側を横から引っ張りながらゆっくり外すから」
『は、はい、ご主人様、これでいいですか?」
「よし!! 制服のスカートはうまく身体から外れたぞ」
『あ、あんまりじろじろ下を見ないでくださいね……』
「安心して、約束通りちゃんと視線は
『ふえぇっ、それがいちばん恥ずかしいかも、こんなに乱れた顔をご主人様に見られちゃうなんて』
「それは仕方がないよ、最初はびっくりしたんだ。君の表情にあれほどの種類があるなんて全然知らなかったから。でも照れた表情のなずなも可愛いから好きだな」
何を
『嬉しい!! ご主人様が好きだって言ってくれるのがなずなの何よりの幸せです。これから百面相でも何でも見せちゃいます♡』
「おわっ!? ちょ、ちょっと首に抱きつかないで、今からなずなの大事な部分にこれをはめ込まないといけないから、そんなにぴったり身体を押し付けないでくれ、手探りで狙いが定めにくくなるから!!」
『ご、ごめんなさい、なずな、目を閉じてベッドで大人しくしてますから」
「ふうっ、じゃあ、これからはめ込むけど痛かったらすぐに声を上げてくれ。動かすのをやめるから」
『は、はい、なずなは初めてだから痛くしないでください、ご主人様』
「優しくするよ。
『んんっ、ふうっ!!』
「痛かったか? 身体にぐいぐい押し付けるのをやめようか」
『いえ、なずなは大丈夫ですからもっと強くはめ込んでください」
「わかった。少しの
『は、はい、ご主人様、なずなも頑張ります』
「あああっ、もう少しで下までうまくはめ込めるから。よし全部入ったああ!!」
『ご主人さま嬉しいです。なずなはもうパンツが丸出しじゃないから恥ずかしくありません!!」
「ふうふうっ!! すっかり汗をかいちまった。本当にごめんな。もともと僕が悪かったんだ。プラモデルの説明書を良く読まないで、なずなのスカートの
『いいんですよ。プラモデルを作るのは小学生以来だって言ってたじゃないですか。久しぶりなのにちゃんとした道具を揃えて、
俺は片想いの幼馴染から振られてあてもなく街をさまよっていた。ただの気まぐれで立ち寄った
そして次の朝、目が覚めるとベッドの中で等身大になったなずなが俺に添い寝していたんだ。
そこから彼女との物語が始まった。
「なずな、プラモデルの箱にはS級美少女って書いてあったよね。そのS級の意味ってもしかしてスケールだったりするの!?」
『はいっ、おっしゃるとおりです。私はもともと十分の一スケールのプラモデル。S級美少女、
「お、おう、俺は別に構わないけど」
『やったぁ!! じゃあご恩返しにお部屋に飾ってもらうだけでなく、ご主人様の彼女として精一杯色んなお手伝いをしますから』
なぜ十分の一スケールの彼女が
「まあいいか。どうせ恋人なんて呼べる相手はいないし、こんなに可愛いならプラモデルの彼女でもむしろ大歓迎だな」
『はいっ、ありがとうございますご主人様!! でもその呼び名は長いしあんまり可愛くないです』
「じゃあ、ぷらかの! ってどうだ、昔流行った美少女アニメのタイトルみたいでなずなにぴったりじゃないか?」
『ぷらかの! それすっごく気に入りました、さすがは私のご主人様です!!』
なずなの
『ぷらかの! 出席番号一番、天沢なずなです。 ふつつか者ですか、これからもどうぞよろしくお願いします♡』
かくして売れ残りの福袋に入っていた飛び切り可愛いS級美少女が、一万円で俺の
なずなと一緒に暮らせる!!
重苦しい空気ですっかり
次回に続く。
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