ep.2 発現
私は今誘拐されている。
だからと言って同人誌的な事にはなってはいない。
と言うかそんなことは起きてほしくない。
私の前には、青髪を腰まで伸ばしている女の子と、私の腹をぶん殴ってきた女性がいる。
そんな二人に頓珍漢でラノベ的又は漫画的な事を言われた。
その内容はこの私一般jkピーポーの私が特殊な超能力を持っているというもの。
「多分君は能力について、一切知らないのだろう。実際僕の能力でそうだという事は分かってるし」
そう青髪の少女が言った
少女は小さなチョコレートを口にした。
そして話の続きを話始める。
「まず君の能力これがまたややこしい。」
「はぁそうなんですか」
私は全然この人達を信じてはいない。
だって今の私のイメージ、腹パンしてjk誘拐した後に口から電波発してるだけだもん。
こんなのを信じれと言う方がすごい。
「あれーさては僕たちの事信じてないね?」
「まぁはい」
「
「...ちょっと待ってなんでそんなに私の情報さささ~って言えんの!?」
青髪の少女は私の情報をスラスラと並べた。
これがストーカーという奴か?それにしては知りすぎている。
「何で僕がこんなに君の情報を言えたか、それこそ能力の力」
「こいつの能力は触れたものの確定している情報が分かる能力。因みに私は自分の血液をかけた物を自由に動かす能力」
そう腹パン女が言うと彼女は指先を軽くカッターで切り、傷口から出てきた血を机の上のなんか独特な置物につける。
すると置物がクネクネと動き始めた。
私は驚きのあまり口から
「パ」
という言葉が出た
「能力は神が与えた神自身の能力。因みに人がそんなに物を使うと勿論代償がある」
そう腹パン女が言った
「例えば僕のデメリットが情報を得るとその量に応じて、糖分が体から減る。」
そう青髪の少女は言う。
「私は物を動かしている間、体から鉄分がなくなっていく。」
そう腹パン女が続けていった。
「因みに君の能力は、右手で触れたものに現象or運動を掛け、左手で触れた物からそれらを奪う能力、って言うややこしいもの。恐らくあの殺人鬼を殺した爆発は奮迅爆発かなんかでしょう」
そう青髪の少女が言う私は脳の処理が止まってしまった。
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あれから二日が立った。
なんやかんやで釈放されたはいいものの
何か連絡先交換させられたし。
何か肌身離さず持ってろって何か手のひらサイズの四角い立方体渡されたし。
何なんだろうか?
名前聞き忘れたな。
『ガラガラ』
教室のドアを開けて教室に入る。
席につき私は持参したラノベを読む。
ところで、どこからがラノベ、ライトノベルなのだろうか?
ネットで調べたら「ライトノベルは、日本で生まれた言葉で、娯楽小説のジャンル」
だの「挿し絵を多用し世界観が分かりやすい物」
など。
でもWeb小説投稿サイトでラノベってタグあったなー
もうわからんな。
そんな事を考えていると、生徒会長が入ってくる生徒会長はイケメンで女性人気がある。
二次元一筋な私を唸らせる実力はある。
うちの生徒会はアニメみたいな絶対権力を持っている。
学校いわく、生徒社会に教師が入るのは良くないとかで、生徒会が権力を持っている。
「今日はみんなに新しい仲間が増える。入ってこい」
どうやら転校生のようだ。
アニメ好きが来ると言いな。
入って来たのは何か私の個人情報知り尽くしてそうな青髪の子と、私の腹を殴って来そうな女性。
「どうも私の名前は
そう腹パンしてきそうな女性が言う。
続けて小さいチョコ食べてそうな少女が口を開く。
「僕の名前は
そう言った。好きな事が某掲示板のキャッチコピーな事は置いておき、
どうも見てもあの二人だ。
てか青髪の子男用の制服なんだけど。
~~~end~~~
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