陰キャの俺がVacuumTuberになったら発光して明るくなりました


 クラスでも目立たない陰キャ高校生型アンドロイドの掛野 虎晴は、ある日、体育の授業中の事故で音声出力用アンプレッサーのトランジスタを破損してしまう。

 校内の簡易整備所ではパーツが足らず、間に合わせで旧式の真空管を外付けしたが、喋る度に発光、首元がチカチカして気になるように。


 ところが、そのアンティーク感やレトロ・フューチャー感が一部界隈で評判になり、彼の周りには様々な人が集まって来た。

 真空管のお陰で久し振りに会話した幼馴染に、初めて話し掛けられたクラスメイトや、他の学年の生徒達。


 そんな新しい人間関係が定着し始めた頃――虎晴は整備所から、注文していたパーツが届いたという報告を受ける。

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