超絶激レア魔物しかテイムできない〘超絶激レアテイマー〙は、人為的に魔物のレア度を上げるために生態系を破壊します!
TCGのデッキと異世界召喚!? こっちはルールに沿ってカード能力を具現化して戦うのに、相手は普通に魔法や武器で攻めてくる!? つまり相手の初期デッキ枚数は0なので、ライブラリアウトが刺さりまくります!
TCGのデッキと異世界召喚!? こっちはルールに沿ってカード能力を具現化して戦うのに、相手は普通に魔法や武器で攻めてくる!? つまり相手の初期デッキ枚数は0なので、ライブラリアウトが刺さりまくります!
突然地面に現れた魔法陣により異世界転移した青年、門場 寅一。
彼が降り立ったのは、魔法の存在する中世ヨーロッパ風の異世界であった。
お金も身寄りもないことを衛兵に説明した寅一は、闘技場での選手登録を薦められ、早速登録してみることに。
カードゲームが趣味のインドア派な寅一だが、登録時に受けた【鑑定】スキルによって、自分が【TCGプレイヤー】というスキルを持つことを知る。
それは、彼が愛好していたトレーディングカードゲーム『TriCk Garden』のデッキとルールを使って、モンスター召喚や魔法行使ができるユニークスキルだった。
対戦相手が自由に魔法を使い、剣を振り回し迫ってくる中、ゲームルールに従わないと戦えない特殊スキル。
しかも、使えるデッキは転移時にたまたま持っていたネタデッキのみ。
失意のまま試合の舞台に上げられた寅一は、どうにか相手の初撃を回避し、モンスターカード〈ゴブリンの裏切り者〉(Cost 無×2/ Atk 2/ Lif 1/ 【潜伏】/ 特殊能力:相手プレイヤーにカードを1枚引かせる代わりに、召喚コスト無しで特殊召喚できる。この能力は1ターンに1度のみ使用できる)を召喚した瞬間……何故か対戦相手が気絶してしまう。
『TriCk Garden』には、「山札が0の時にカードを引く処理をおこなったプレイヤーは敗北する」というルールが存在する。
ライブラリアウト判定が対象プレイヤーのドローフェイズのみではなく、他プレイヤーの行動でカードを引かされても実施されるのだ。
つまり、デッキを持たない相手は、カードを引かせる効果を受けた時点で強制敗北するのであった。
寅一は仕様バグによるクソゲーにより、瞬く間に闘技場のランキングを駆け上がってゆく。
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