【コミカライズ連載中】スキルで名探偵やってます ~難事件でもコミカライズ連載中にすれば容疑者視点で即解決!~

 突然地面に現れた魔法陣により異世界転移した青年、小御門 昇。

 彼が降り立ったのは、魔法やスキルと蒸気機関で発展した近代的なファンタジー世界だった。


 途方にくれて座り込んでいた昇は、パトロール中だった刑事ネッタ・ヴァレリーに声を掛けられ、不審者として任意同行を求められる。

 警察署で【鑑定】スキルを受けた昇は、自身が【コミカライズ連載中】というユニークスキルを所持していることを知った。


 その場で試しにスキルを使ってみたところ、目の前に漫画雑誌らしきものが出現。

 ネッタと共に雑誌を読んでみると、連載作品は警察署を舞台とした日常モノやラブコメ等が中心で、登場人物や出来事は現実に即した内容だとのこと。

 そしてなんと、その内の1つに、この警察署の管轄内で起きている、連続殺人事件を題材にした漫画が掲載されていたのだ。


 犯人視点のシーンの背景とモノローグから、犯人と新たな事件の現場を特定したネッタは、半信半疑のまはま昇を連れて張り込みを決行。

 無事に犯人を現行犯逮捕することに成功した。

 昇はこの事件解決を機に、外部協力者としてネッタに雇われることに。


 週に1度だけ使える【コミカライズ連載中】スキルを武器に、2人は魔法やスキルも絡んだ数々の難事件を解決していく。

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