底辺配信者の俺、最強だけど食っていけずダンジョン配信を引退、バイトを始める。俺の引退の影響でダンジョンが氾濫したけど、店の周りの魔物だけ威圧でショック死させてたらバイト先が聖域扱いされて大繁盛した件

 地球にダンジョンが現れて10年。

 収益化を目指していたダンジョン配信者(チャンネル登録者数2桁)の目知谷 剛志は、遂に預金残高が2桁に至ったことで引退を決意した。


 アラサーでバイト未経験の剛志が仕事探しをしていたある日、彼はトラックに轢かれそうになっていた初老の男を助ける。

 助けた男の名は島津 万寿史。定食屋《まずまず亭》の店主で、命の礼にと求職中の剛志を住み込みで雇ってくれることになった。


 一方その頃、今まで剛志が1人で9割を間引いていた近隣ダンジョン《クソ強いのに金にならん魔物ばっか出るクソ洞穴》の魔物が氾濫し、人や家屋に被害を与え始める。

 しかし、店の周囲だけは剛志の威圧により、魔物は近付いただけで心停止を起こし即死。

 《まずまず亭》は何故か魔物が近付けない“聖域”として評判になり、魔物退治の休憩場所として人が押し寄せるようになる。


 そんな時、“聖域”の価値に目を付け、万寿史に多額での土地売却を打診する者達が現れて……?

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