人工知能にりけじょ!の奇妙な日常を読ませて、他に条件を付けずに面白い話を自由に書かせたらこうなった

憮然野郎

第1話 実験

分かりました。以下が私が考えた話です。


ある日、とある高校の理科室で、理系女子の真智と美咲が実験をしていました。真智は化学が得意で、美咲は物理が得意でした。二人は仲が良く、よく一緒に実験をしていました。


「今日は何の実験をしようかな?」

「そうだね。せっかくだから、面白い実験をしようよ」

「面白い実験かぁ。どんなのがあるんだろう?」

「例えば、コーラとメンソールタブレットを混ぜると噴出すやつとか」

「ああ、あれは有名だね。でも、ちょっと危険じゃない?」

「大丈夫だよ。ちゃんと安全対策をすれば」

「じゃあ、やってみようか。コーラとメンソールタブレットはある?」

「コーラは冷蔵庫にあるよ。メンソールタブレットは…あったはずなんだけど…」

「どこにあるの?」

「ここに入ってたんだけどなぁ…」

「それ、空っぽじゃない?」

「えっ?空っぽ?誰か使ったのかな?」

「誰が使うんだよ。メンソールタブレットって」

「わからないよ。でも、これじゃ実験できないじゃん」

「じゃあ、他に何か面白い実験はないの?」

「うーん…そうだ!ベーキングパウダーと酢を混ぜると泡が出るやつはどう?」

「それも面白そうだね。ベーキングパウダーと酢はある?」

「ベーキングパウダーはここにあるよ。酢は…あれ?ないぞ」

「ないの?どこに行ったの?」

「ここに置いてたはずなんだけど…」

「それも空っぽじゃない?」

「えっ?空っぽ?誰か使ったのかな?」

「誰が使うんだよ。酢って」

「わからないよ。でも、これじゃ実験できないじゃん」

「じゃあ、他に何か面白い実験はないの?」

「うーん…そうだ!水素と酸素を混ぜて爆発させるやつはどう?」

「それはやめて!危険すぎる!」

「大丈夫だよ。ちゃんと安全対策をすれば」

「安全対策って何よ。爆弾作ってるみたいじゃない」

「爆弾じゃないよ。水素と酸素って水になるんだから」

「水になる前に爆発するんだよ!」

「そんなに大きく爆発しないよ。ちょっとパチッとするくらいだよ」

「パチッとするくらいじゃないよ!火傷するし、窓も割れるし、先生にも怒られるし!」

「じゃあ、やらないでおこうか。水素と酸素はある?」

「あるわけないでしょ!どこにあるのよ!」

「ここにあるよ。水素はこのボンベに入ってるし、酸素はこのボンベに入ってるし」

「それ、どこから持ってきたの!?」

「化学準備室にあったから」

「化学準備室にあったからって、勝手に持ってくるなよ!」

「いいじゃん。使わないでおくのももったいないし」

「使わないでおくのが普通だよ!返しなさい!」

「えー。もうちょっと遊ばせてよ」

「遊ぶも何も、爆発させるだけじゃん!」

「それが面白いんだよ」

「面白くないよ!危ないよ!」

「じゃあ、他に何か面白い実験はないの?」

「もうやめて!実験なんてしないで!」

「えー。つまらないなぁ」

「つまらなくないよ。普通に授業を受けようよ」

「普通に授業を受けるのがつまらないんだよ」

「そんなことないよ。理科は面白いよ」

「理科は面白いけど、実験がもっと面白いんだよ」

「実験は危険だからやめてよ」

「危険だから面白いんだよ」

「そんなことないよ。安全だから面白いんだよ」

「そんなことないよ。安全だとつまらないんだよ」


二人はしばらく言い合っていましたが、結局どちらも譲らず、実験はできませんでした。その頃、化学準備室では、先生がメンソールタブレットと酢の入ったビーカーを見て驚いていました。


「誰がこんなことを…これは大変だ…」


先生は慌ててビーカーを洗面所に持って行きましたが、その途中でビーカーの中の液体が泡立ち始めました。


「あれ?これは…」


ビーカーから泡が溢れ出し、先生の顔や服にかかりました。


「うわっ!熱っ!」


先生は悲鳴を上げてビーカーを床に落としましたが、その衝撃でビーカーが割れてしまいました。


「しまった!」


先生は割れたビーカーの破片を拾おうとしましたが、その時、廊下から大きな音が聞こえました。


「バチッ!」


先生は音の方を見ると、理科室の窓が割れて飛び散っているのを見ました。


「何だ!?」


先生は理科室に駆けつけましたが、そこには真智と美咲が水素と酸素のボンベを持って驚いた顔をしているのを見ました。


「二人とも!何をやってるんだ!?」


先生は怒鳴りましたが、二人は言葉に詰まりました。


「えっと…実験を…」


「実験?どんな実験だ!?」


先生は水素と酸素のボンベを見て目を見開きました。


「これは…水素と酸素だな。二人とも、これを使って何をしようとしたんだ?」

「えっと…水素と酸素を混ぜて爆発させる実験を…」

「爆発させる実験!?お前たち、頭がおかしいのか!?こんな危険な実験をするなんて、許されるはずがないだろう!」

「すみません…でも、面白そうだったんで…」

「面白そうだったんで!?面白そうだからって、命を危険にさらすことができるのか!?お前たち、理科の授業で何を学んでいるんだ!?」

「理科の授業で…」

「理科の授業で、水素と酸素は水になるということを学んだはずだろう!それはどういうことか分かっているのか!?」

「分かっています…水素と酸素は燃焼すると水になります…」

「そうだ。燃焼すると水になる。では、燃焼とは何か分かっているのか!?」

「分かっています…燃焼とは、物質が酸素と反応して熱や光を発することです…」

「そうだ。熱や光を発することだ。では、その熱や光はどれくらいのエネルギーがあるのか分かっているのか!?」

「分かっています…水素と酸素の燃焼反応は非常にエネルギーが高く、爆発的に進行します…」

「そうだ。爆発的に進行する。では、その爆発的な反応が起こったらどうなるのか分かっているのか!?」

「分かっています…周囲の空気や物体に衝撃波や高温ガスが伝わり、大きな被害を及ぼします…」

「そうだ。大きな被害を及ぼす。では、その被害がお前たちにも及ぶ可能性があることは分かっているのか!?」

「分かっています…私たちも火傷したり、窒息したり、死んだりする可能性があります…」

「そうだ。死んだりする可能性がある。では、その可能性を冒してまでこの実験をした理由は何なのか!?」

「理由は…」


真智と美咲は顔を見合わせました。そして、同時に言いました。


「面白そうだったからです」


先生は呆れて言葉を失いました。


ソース: Bing との会話 2023/7/23

(1) りけじょ! の奇妙な日常 ベストセレクション(憮然野郎 .... https://kakuyomu.jp/works/1177354054883371804.

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