第46話

彼女視点


一緒に花さんの所に来た。


・・・優君。


ーーー


花さんは可愛い人だった。


「・・・どうしたの?」


「な、なんでもないよ」


私は思う。彼に想いを告げていいのだろうか、花さんに申し訳なく感じる。


花さんも優君と問題はあったけど、優君はこうして、許して、むしろ今は花さんに後悔を感じている。


きっと優君が私と付き合ったのは踏み込むため、妹さんも含めて優君が自身が幸せになることで、みんなにお礼をしようしている。


もう、これ以上、優君の弱みに漬け込むなんて、私には出来ない。


ーーー

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