【月曜 08:44】彼女と別れて虐められ、妹が病死して、母も亡くなって、俺は壊れたからもう遅い 

少し復活したエアコン

第1話

彼女の花、小学生からの幼馴染で、中学1年に付き合って、今ももう3年になりもうすぐ卒業する。


 「最近、妹さんばっかで私のこと大切にしてなくない」


「ごめん、でも本当に今妹といるのが大事な時期だから」


「・・・はぁ、わかったよ。行かないでって言っても行くんでしょ」


「うん、ごめんね」


 本当に花には申し訳ないと思ってる。けど今は、

ーーーーー


 「ゴホっ、ゴホッ」


「大丈夫か??」


「うん、大丈夫だよ。来てくれてありがとうお兄ちゃん」


「俺も来たくて来てるから」


「・・・お兄ちゃん、今日は学校どうだった??」


 

「普通だったよ。」


彼女とのやり取りが少しあったけど、花も内心では妹のことを心配してくれている。

 たまに妹さんどう??って俺に聞いてくれる。

 

 ただやっぱり彼女として寂しいところがあるみたいだ。本当に申し訳ない。


  「そうなんだ・・・ゴホッ」


妹の咳は止まらない。本当に心配だ。


「そうだ!!昨日ね」


でも、妹の心配ばかり俺がしていると妹もつまらないので、心配を我慢して楽しい話題を出す。


ーーーーー

 家に帰ると、母が辛そうにしている。今日も妹の所に行かなくて悲しいのに、無理して妹の治療費の為に頑張って仕事をしている。父は事故で亡くなっているから、母が稼ぐしかない。

 

 でも、俺はまだ中学生でバイトがすることが出来ない。


 俺は本当は高校は行かないで、中卒で働く予定だったが、お母さんに泣くほど土下座する程説得されて、高校に行くことにした。

 


 俺は早く、高校生になって二人を救ってあげたいと思った。


 けど、地獄が始まろうとして居た。


ーーーーーー


 次回、別れて虐められて


ーーーーー

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