閑話 別視点
『ようこそ日向奈月さん、いえ、万王様より遣わされし漆黒の堕天使よ。歓迎しましょう』
『ナツキちゃんと風音さんが合流しましたね。これは他の参加者にとって脅威になるのではないでしょうか。特にナツキちゃんにリベンジしたい東北探学にとっては数のアドバンテージが失われるのは痛い所ですね』
『今まで一人でやりたい放題してきた日向にとって、仲間が増えたところで味方もろとも魔弾に巻き込むのがオチだ。風音だけならともかく、わざわざ大量に足手まといを抱えるメリットはないだろう。大人しくしているのは自身の情報をどうやって得たか知る為に、話だけでも聞くつもりなのだろうな』
『それにしてもマジックバッグ一杯に魔弾とか、一体どれくらいの量があるんでしょうか。準備したのは万王様でしょうし、ありす様の件といい過保護っぷり、いえ最早溺愛と言った方がいいのでしょうか、正直やりすぎで良いぞもっとやれといった感じですね!』
『それよりも儂は漆黒の堕天使が気になるんじゃが』
「へ~、無常先生が褒めるなんて奈っちゃん凄いんだね。どんな戦いっぷりしたらこんな事言われるんだろ」
「凄かったですよ、NSC。何の略か分かりませんけど。今日れーくんから貰ったばかりの二丁拳銃をああも使いこなせるなんて、私たちに隠れてこっそり練習でもしていたんでしょうか」
中央エリアの片隅。織田遥の髪をばっさり切ってしまった事で、どうすればいいのか相談する為にダメ元でスマホを取り出した天月ありすは、そこでスマホが使える事を知った。レナちゃんからはメール、LINNNE両方から連絡があったが、奈っちゃんからは音沙汰なし。織田遥から逃げ出した方向が中央エリア方面であった事、既にレナちゃんがその近辺に潜伏していた事もあり、無事に合流出来たのだった。
「うーん、練習するならするで、別に私たちに隠す必要なんてないと思うんだけど」
ダンジョン探索中、奈っちゃんが戦えないという事に少なからず負い目を感じているのは分かっていたが、どうやっていくかは三人で話し合って決めた事であり、例え外野からどうこう言われようと方針を変えるつもりはない。そもそも銃を使うつもりなら、まずPTメンバーである私たちに事前に相談すると思うのだが。
「攻撃効果が63%上昇して防御面は120%も上昇する戦闘技術なんて、そんなものが存在するなら誰もが知りたがりますよね。だからこっそり練習してたという事でしょうか?」
そもそもその数値は何を基準にして上昇しているのか。おそらく口から出まかせなんだろうけど、奈っちゃんが戦えているというありえない事実が、その出鱈目に微妙な真実味を持たせてしまっている。そもそも攻撃効果が63%上昇して防御面は120%上昇するトンデモ技術なんて、それこそれーくんが絡んででもいなきゃ実現なんて…
『うぅ…くれぐれも万王様には誤解だと伝えて下さいね?お願いしますよ?それでNSCの件ですが、奈月さんはスマホ持ってますか?』
『持ってない』
『え、あんたスマホ持ってないの?』
『わたしのマジックバッグは全て魔弾で埋まっている。そんな余計な物に割くスペースなど存在しない』
「え?奈っちゃんスマホ持ってないの?」
「そうみたいですね。持ち物はれーくんに貰った腕輪に入れ替えたと思ってたんですけど」
「私の持ってる腕輪型のマジックバッグと同じなんだよね?奈っちゃん二つ付けてるし、銃の弾なら千発くらい入れても空きは十分あると思うんだけど」
「全部魔弾で埋まってると言ってますが…一体どれだけ入ってるんでしょうか」
「魔弾だけしか持って来ないなんて、奈っちゃんがそんな単純なミスするかな?」
「れーくんが渡した腕輪に魔弾しか入ってなかったんじゃないですか?移し替える時間がなかったとか。リュックも背負ってなかったですし」
「う~ん…」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『第六勢力は…アレナちゃんねる過激派です』
『なんでやつらがこんな所に…』
『日向さん。アレナちゃんねるは日本でトップクラスの配信ちゃんねるです。当然リスナーは老若男女問わず大勢います。日向さんは愛くるしい姿が人気ですし、天月さんや星上さんは同年代の男性に特に人気がありますから』
『ちなみに私は断然ナツキちゃん派です!ちなみに無常様と万魔様は推しはいらっしゃいますか?』
『ふむ、私か…強いて挙げるならレナになるな』
『儂はありすじゃのう』
『三人とも見事にバラバラですね!ちなみに万生教徒アンケートによるとダントツでナツキちゃん派が多いです。過半数を超えています。やはりあの可愛らしい小さな見た目がたまらないみたいですね!万生教徒あるあるです!ありす様は万王様のお姉様という事で、ファンと言うのは畏れ多いと言った意見が多いですね。レナさんはファンというよりは同属意識、仲間意識が強い感じです』
「レナちゃん、同年代の男の人に人気あるんだって」
「私よりもありすの方が人気ありますよ?アレナちゃんねる過激派というのも、おそらくありすファンだと思いますし」
「そんな事ないよ。レナちゃん中学の時にファンクラブあったんだからもっと自信持ったら?」
「ありすこそ千人斬りなんですから謙遜する必要はありませんよ」
「…」
「…」
『ふぅ…矢車さん、何時までも俺達が下手に出ると思ったら大間違いだぜ。素直にアリスちゃんのメアドを吐いた方が身の為だぜ?』
『レナちゃんのメアドもな!同じ天獄杯代表PTメンバーだったんだから知ってるんだろう?』
「この人たちはなんで風音さんに私たちの連絡先を聞いてるんでしょうか」
「私は知らない人からの電話やメールは無視しろってれーくんに言われてるから」
『話は聞かせてもらった!者ども静まれ!神妙にするといい!』
『この日向奈月が現れた以上、あなた達が争う理由はもうどこにもない』
「奈っちゃんノリノリだね。そんなにファンの人たちと会えて嬉しいのかな」
「生き生きしてますね。バトルロイヤルがよっぽど楽しいんでしょうか」
『ありすとレナはいないけど、ここにはわたしがいる。せっかくの機会。わたしの一番のファンは名乗り出るといい。握手くらいはしてあげる』
「握手だって!凄いね奈っちゃん、私は知らない人と握手なんて絶対無理だよ」
「本当に珍しいですね、奈月がれーくん以外の男性に自分から積極的になるなんて初めて見た気がします」
『そこのあなた、遠慮する必要はない』
『え?確かにナツキちゃんも好きだけど、一番のファンはアリスちゃんなんで…』
「私なら、そこは奈っちゃんファンですって言って握手してもらうけどな~」
『ならそこのお前、さっさと来い』
『え?あー、俺も一番はアリスちゃんなんだよな。ナツキちゃんはなんて言うかこう、可愛いマスコット的な?ファンとはちょっと違うんだよなぁ』
『あー、なんか分かるわ。ナツキちゃんは妹とか姪みたいなポジションだよな。応援はするけど本命とはちょっと違うみたいな』
「奈月の目が据わってきてますね…そんなに握手がしたいんでしょうか」
「ジト目の奈っちゃんも可愛いよね。凄んでも全然怖くないんだよね」
『貴方達、一体何をしてますの?矢車風音は大人しくありすの居所を吐いたんですの?』
「あ…あーっ!!」
「どうしたんですかありす、そんな大声出して」
「これだよ!この人だよ!織田遥さん!!ほらっ!」
「え?…うーん、ちょっと分からないですね。ドリルが印象的すぎて正直顔を覚えてません」
『まあいいですわ。貴女が矢車風音さんですわね?私は織田遥ですわ。貴女が天月ありすと連絡が取れると聞いて、ここまでやってきましたの』
『な…なんですってー!?皆さん、衝撃の展開です!!あの織田遥さんが!天月ありす様と激闘の末、首ちょんぱされたはずの織田遥さんが生きていました!!ですがこの女性は本当に織田遥さんなのでしょうか!?』
『嘘だっ!!』
『おっと!?ナツキちゃんも全力で否定しています。それもそのはず、そう!この織田遥さんには大事なものが欠けています!自称織田遥さんとナツキちゃんとの言論バトルが突如勃発です!しかしこれはナツキちゃん優勢か!?』
『知れた事。貴女にはドリルがない。ドリルが織田遥。ドリルのない織田遥などカツのないカツ丼、麺の入ってないラーメンみたいなもの』
『そう!皆さんもご承知の通り、この自称織田遥さんにはドリルがないんです!ドリルがない織田遥さんなど織田遥さんと言えるのでしょうか!?』
『儂もドリルが印象的すぎて顔を覚えておらんからのぉ』
『か…髪はありすに斬られたんですわっ!!真っ黒な大鎌で、それはもう綺麗さっぱりバッサリと!!!わ…私があの髪型を維持する為に、一体どれだけの年月と労力をかけていたと…!!!』
『なんと!?どうやらドリルはありす様に刈られてしまったようです!!助かった事を喜べばいいのか、それともドリルを失った事を嘆けばいいのか!!もしこの発言が本当だとしたら、ドリルを失い復讐鬼と化した織田遥さんがありす様を探している事になります!!今目の前にいるこの女性は、果たして本当に織田遥さんなのでしょうか!?』
「ありす…なんでそんな酷い事を…恐らくですけど、失った物は戻ってこないと思いますよ?」
「わ、私だって頑張ったんだよ!?遥さん凄く強かったから手加減なんて出来なかったし。むしろ首を刎ねずにぎりぎりドリルで済んだ事を褒めて欲しいくらいだよ!」
『ぶっちゃけた話、儂らは生きてる事を知っておったがの』
『マーカーが生きてましたからね。ここまで織田さん視点を映さなかったのは万魔様の小粋なサプライズです!皆さん驚いて頂けたでしょうか!!』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『奈月様の御下命、万生教万魔十傑衆第八席、八車風音がしかと拝命致しました。この織田遥を名乗る不届き者の対処は私にお任せくださいませ。奈月様はどうぞご自身の為されたい事を為されますよう』
『分かった。そこでボケっとしている野郎ども、ありすとレナに会いたいのならわたしについてこい』
「え!風音ちゃんそんなに偉い人だったの!?そんな偉いのになんで関東探学にいるの?」
「それよりも奈月が一体何をするつもりか気が気じゃないんですが…スマホを持ってませんし私たちの居場所も知りませんよね?」
「え?なんでレナちゃん驚かないの?風音ちゃんが万魔十傑衆の八席なんだよ!?」
「私は天獄杯予選の時に教えてもらいましたので」
「そっか、個人戦の時に風音ちゃんと色々話してたみたいだしその時か~」
「正体は秘密にしておいてくださいと言われましたので」
「身近にそんな凄い人がいたなんてビックリだね!」
「師匠は十傑衆筆頭ですし、れーくんに至っては万魔様の後継者ですし、今更だと思いますが」
「それはそれ、これはこれだよ。身近にいた普通の人が実は…!って所がビックリ要素になるんだよ!」
「普通の人…?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『むふん。あなた達の気持ちは十分伝わった。それじゃ今からここであなた達に、ちょっと殺し合いをしてもらう』
「こ、殺し合い!?奈っちゃん一体何を言ってるの!?」
「穏やかじゃありませんね…目が据わってましたから一体何をするかと思いましたが、どうやらついてきた人たち同士で戦わせるつもりですね」
「ええ…いくら私たちに会いたいからってそんな事するわけないと思うけど」
「出来ない事は言わないでしょう。奈月にはおそらく同士討ちさせる算段があるのかと」
『考えてみるといい。もし仮に、そう仮に、ありすとレナと仲良くなってデートをする事になったとする』
「デート!?れーくん以外とそんな事しないよ!何言ってるの奈っちゃん!!」
『ありすとレナを求めるその渇望が本物なら、示せ。己の存在価値を。守る為の気概を。共に歩む覚悟を。己こそが相応しいと。バトルロイヤルの敗者でありながら、しかし渇望を捨てられなかった哀れな者達よ。戦え。勝って己の価値を証明しろ。腑抜けた軟弱者にありすとレナの相手は務まらない。水面に映る星月ではなく、天に輝く星月を掴みたいのなら証明しろ。何者にも負けないと。最後まで残った人にありすとレナを紹介して、ついでにパンデモランドデートもさせてあげる』
「これは…どういうつもりですか奈月。おそらく最後は自分でカタをつけて無かった事にするつもりでしょうが…それにしてもこの内容は流石に酷すぎます。他の男を私たちにけし掛けるなんて協定違反ですよ?」
「……」
「どうしましたありす?やけに難しい顔をしてますが、奈月に対する制裁を考えてるんですか?…?まあいいですけど―――で、どうしたんですかありす、カメラをしまえなんてジェスチャーして。人に聞かれたら不味い事でも?まさか本気でナツキを亡き者にしようと…?」
「この奈っちゃん、奈っちゃんじゃないよ」
「?言ってる意味が分からないんですが。奈月は奈月でしょう。それともこの奈月が偽者だとでも?」
「そうだよ。この奈っちゃんは偽者だよ」
「何を言うかと思えば…確かに言動は変ですが、どこからどう見ても奈月でしょう。そもそも奈月の偽者になってもメリットなんて一つもないでしょう?」
「メリットはあるよ。バトルロイヤルに参加できるってメリットが」
「そんなの天獄杯代表に選ばれた人なら全員がそうじゃないですか。それとも誰か部外者が奈月に変身でもして天獄杯に参加したとで…いえ…いえいえ…まさかそれはないでしょう。あり得ません。無理です、不可能です。冗談ですよね?」
「冗談じゃないよ。あの奈っちゃん、れーくんだよ」
「だって、どこからどうみても奈月ですよ!?私たちバトルロイヤル前まで一緒にいましたよね?見た目も声も奈月そのものだったでしょう!れーくんがどうやって奈月になれるって言うんです?背格好も声も性別さえも違うでしょう!」
「どうやったかは知らないけど、あれはれーくんだよ、間違いない。朝二人きりになった時に入れ替わったんだよ。よくよく考えればあの時変だったもん」
「変、ですか?確かに普段よりピリピリしてましたけど、奈月にとっては初となる実戦です。緊張するのは当然では?」
「違うよ。腕輪だよ」
「腕輪?れーくんから貰ったと言っていたあの腕輪ですか?」
「そう。私たちに腕輪見せた時になっちゃん言ってたでしょ。れーくんが後で同じものをレナちゃんと紗夜ちゃんにプレゼントするって」
「言ってましたね、私としては嬉しかったですけど」
「あの時はそこまで深く考えなかったけどさ、れーくんがそんな気が利くわけないでしょ!あのれーくんが!自分からレナちゃんや紗夜ちゃんに気の利いたプレゼントなんてするわけがない!!」
「それは…確かに…」
私が貰ったの刀ですしね…いえ、それはそれで嬉しかったですけれど…
「そもそも奈っちゃんが貰った武器って、性能がおかしいのは目を瞑るとしても護身的なものでしょ?奈っちゃんの性格的にもわざわざ目立つ戦い方をするとは思えないし。奈っちゃんなら基本隠れてやり過ごすでしょ」
「確かに奈月なら、わざわざ見せびらかすような戦い方はしないでしょうね。アレナちゃんねるで慣れてきたとはいえ、あの子は目立つのが嫌いですから」
「二丁拳銃も昔れーくんが言ってた浪漫戦闘術の一つだからね。そうなるとNSCっていうのもそれに関連した言葉なのかな…れーくん的に考えると…英字三文字だと…CQC……奈っちゃんシューティングコンバットとか?」
「なんですかそれ、奈月の射撃戦闘術、ですか?」
「SとCはおそらく合ってるよ。銃使って戦ってるからね。で、なっちゃんが使うからNはなっちゃんじゃないかな、おそらくだけど」
「ええ…つまり、あれが奈月の戦い方という事ですか?」
「そうだね。奈っちゃんはこれから銃で戦う事になるんじゃないかな?」
「ありすはまだ見てないでしょうけど、奈月は相当酷い戦い方してましたよ?」
「れーくんからしたら、大手を振って浪漫戦闘術で遊べる機会だからね。箍が外れちゃったんじゃない?」
「でもそれ、世間的には奈月が戦ってる事になるんですよね?」
「れーくん的には全部奈っちゃんがやった事になるから、余計やりすぎてるんじゃないかな。ほら、旅の恥は掻き捨てってやつだよ」
「全部奈月のせいになるという事ですか…もしそれが本当なら、奈月のこれからの人生、やばいのでは?」
「奈っちゃんに黙ってこんなこと出来るわけないし、間違いなく共犯だよ。おそらく万魔様も一緒にいたから知ってるだろうね。全く!なんで私たちに黙ってこっそりこんな事するかな!?教えてくれても良いと思うんだけど!」
「それに関しては分かる気がします。間違いなくありすのせいです」
「なんで!?」
「あなた、れーくんはれーくんだよって言って、れーくんが万魔央と名乗った時もれーくんって言ってたでしょう。だからですよ。奈月になった後に奈月をれーくんと呼んだら、とんでもない事になりますよ?」
「わ、私だってちゃんと説明して納得出来たら呼び方を変えるくらい出来るよ!!」
「疑わしいですね…ですが意外です。もしありすの言った事が本当だとしたら、凄く怒ると思うんですが冷静ですね」
「そりゃ怒ってるけど、それはそれでこの展開は悪くないからだよ」
「そうなんですか?」
「うん。奈っちゃんがれーくんな以上、何やっても最後まで残るでしょ。れーくん負けるの嫌いだからね。つまり私たちの万魔様へのお願い事は叶ったも同然って事だよ!」
「それは確かに…仮に勝手な願い事をされたとしても、この件を持ち出せば私たちのお願いを飲ませる事は可能でしょう」
「それにさ、奈っちゃん言ってたでしょ?最後まで残った人にありすとレナを紹介して、ついでにパンデモランドデートもさせてあげるって。つまり最後に残るのは奈っちゃんなんだから、バトルロイヤルが終わった後は私とレナちゃんとれーくんでパンデモランドデートって事だよ!!」
「確かに!最後に残ったのがれーくんなら必然的にそうなりますね」
「願いも叶ってデートも出来る!どう転んでも私たちの大勝利だよ!!」
『むふんっ!!』
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