可愛い担当

やっほっほ〜!

僕は守!

まもるんってよんでね〜♪

僕は、主のヴァルを護るのが役目なんだけどぉ…

身長とか、色々考慮して、学校行ってってゆきゆから言われちゃったんだよね〜…

あぁ〜!もうっ!

今この瞬間にも主が傷ついてるかもしれないのに!


「守くん、どうかしたの?」


クラスメイトの女の子だ。

あまりに僕が挙動不審だったから声をかけてきたのかな?

でも、僕たちが人外だってことはバレちゃいけないしな〜…


「なんでもないよっ!心配させちゃったならごめんね?」


別に、普通のことを言っただけなのに、色んなところから悲鳴が上がる。


「おいおい、可愛い担当さん。また悲鳴あがってるんだけどぉ〜?」


クラスメイトの男子がそう声をかけてくる。

かわいいたんとう…?


「僕、可愛い担当になった覚えは無いんだけれど…」


「無自覚かよ!」


クラスメイトの男子が、ツッコミっていうのをやる。

無自覚も何も、なった覚えはないからな…

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